皆さんこんにちは!
最近植物のメンテナンスにお伺いした際、お客様から「私植物に水をあげ過ぎちゃうから、私向いてないのよね~」とお話しを受けました。
チョットお待ちください!!(笑)
実は、水をあげ過ぎちゃう方にピッタリな植物があるんです。
今回はそんな水あげ過ぎちゃう人必見の植物ご紹介いたします。
ぜひ最後まで見て頂けると嬉しいです。
このページの内容
エントリーナンバー1 ザ・南国植物 ”フェニックス ロべレニー”
最初にご紹介するのは、フェニックスロべレニーという植物です。
原産地 | インドシナ |
科 | ヤシ科 |
属 | ナツメヤシ属 |
耐寒性 | 有り |
耐暑性 | 強い |
耐陰性 | 有り |
フェニックス ロべレニーの基本情報は以上の通りです。
この植物は良く南をイメージした施設や道路脇で見られるような気がしますよね。
もともと熱帯雨林で自生している植物ですので、お水が大好きな観葉植物なんです。
むしろお水があることが普通なので、逆にお水が足らなくなると枯れてしまうんです。
お水をあげ過ぎてしまう方にはぴったりな植物ですよね。
続いて、育てる環境についてご紹介いたします。
フェニックス ロべレニーのおすすめのそだて方
・おすすめの生育環境は外もしくは日の当たる明るい環境です。
室内でインテリアグリーンとして育てる事は可能ですが、
出来るだけ明るい環境で、かつ広い空間だと葉っぱを大きく伸ばし立派に育ちます。
鉢のサイズが10号(30㎝)程のものだと背の高い個体が多いので、こじんまりしてしまいます。
・水やりの量は、基本的にたっぷりあげてください。
※水の量は皆さんの育てている環境によって大きく異なってきますので、様子を観察しながらお水やりしましょう。
環境の良い場所にいるフェニックス ロべレニーは乾燥した室内にあるので、鉢ひたひたまでお水やりしますが、
数分しないうちにひたひたに入れてあった水を5センチくらいなくなっています。
とても水が大好きな観葉植物です。環境に合わせた水の量をあげましょう。
エントリーナンバー2 沖縄の街路樹 ”アレカヤシ”
原産地 | マダガスカル |
科 | ヤシ科 |
属 | ディピシス属 |
耐寒性 | 無し |
耐暑性 | あり |
耐陰性 | なし |
今回もヤシ科の植物のアレカヤシ。見た目はココナッツや先程紹介させて頂いた、フェニックスロべレニーとは形が異なり、葉っぱが多いイメージですが、
立派なヤシです。
沖縄では街路樹などにも使われていたり基本外にも置ける強い観葉植物です。
原産地はマダガスカルなどの熱帯雨林に自生しており、雨や湿気が多い環境の植物ですのでやっぱり雨が大好きな観葉植物です。
近縁種にはケンチャヤシと呼ばれる観葉植物がありますが、そちらよりもはるかにお水が大好きな観葉植物です。
もし気になった方がいらっしゃいましたら、こちらの記事もご確認ください!!
アレカヤシのおすすめのそだて方
・おすすめの生育環境は…空気の流れがある半日蔭の明るい環境です。
外でも楽しむことができますが、急に外に出したら葉焼けしてしまう恐れがありますので外に置く場合は
慣れさせてから置くようにしてみてください。
中に置く場合は繰り返しにはなりますが、半日蔭の環境で出来るだけ広い空間に置いてあげましょう。
・水やりの量は、基本的にたっぷりあげてください。
お水の量はこちらも乾いたらたっぷりあげましょう。
土が乾いた状況が長く続くと明らかに水不足で葉っぱがだらんとしてきます。
旅行などで数日家を空ける際はバケツなどに鉢を入れて、水をたっぷり入れておいてもいいと思います。
エントリーナンバー3 江戸時代の人々を魅了した古典園芸種 ”シュロチク”
3番目のご紹介するのは和風観葉植物”シュロチクです。
原産地 | 中国東南部 |
科 | ヤシ科 |
属 | ラピス属 |
耐寒性 | 無し |
耐暑性 | 有り |
耐陰性 | 有り |
シュロチクが自生しているのは中国東南部。こちらの気候は温暖で雨が多いといわれます。
雨が多い環境で生育している植物ですのでやっぱり雨が好きな植物に間違いないみたいです。
そんなシュロチクは実は歴史が長く江戸時代の文献にでてくる程日本に来て長い植物で,当時の植物愛好家の方がたにも愛されていた植物のようです。
シュロチクのおすすめのそだて方
.・おすすめの生育環境は…日の当たらない明るい環境です。少し暗い環境も可。
シュロチクは直射日光にあまり強くなく、逆に少し暗所のような暗い環境でもスクスクと生長してくれます。
直射日光に長時間当ててしまうとクロロフィルが破壊されて黄緑色に変色します。
植物は光合成が出来ないと弱ってしまうので直接の光が当たらない環境が一番適しています。
それでも、上で紹介したフェニックスロべレニーやアレカヤシよりは暗所でも育ちますので、初心者の方にもおすすめです。
・水やりの量・・・基本的にたっぷりあげてください。
こちらは上の種と同様に明るい環境で楽しんでいる場合はたっぷりあげてください。
基本的に乾いたらあげるを意識することが長生きさせるコツです。
暗い環境に置いている場合、その部屋の湿度で水の量が変わってきますが、少な目で様子を見てみましょう。
沢山あげ過ぎて根腐れになってしまうと簡単には元気になりません。
様子を見ながらお水やりをしましょう。
まとめ
今回は植物に水をあげ過ぎてしまう人必見ということで3種類ほど植物をご紹介させて頂きました。
この3種類は特によく水を吸収するのでたっぷり水をあげても大丈夫ですが、土がずっと乾かない状態は呼吸ができず苦しい状態なので、
しっかり乾かしてから水をあげるように心がけたいですね。
もし上のような植物を置いてみたい方いらっしゃいましたら下記までご連絡頂けると嬉しいです!