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もう迷わない、枯らさない!!可愛い木みたいな観葉植物フィカス・ウンベラータのお手入れ。

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もう迷わない、枯らさない!!可愛い木みたいな観葉植物フィカス・ウンベラータのお手入れ。

「葉が大きくてかわいい木が好き」

 

女性のお客様に好きな観葉植物のイメージをお伺いすると、こんなご意見をいただくことが多くあります。

室内に置く観葉植物の中にはいろんな種類があって、形も様々ですね。

葉の色が明るいもの暗いもの、葉が大きいもの小さいもの、幹があるものないもの、などなど、、

 

さて、そんな観葉植物の中でも「葉が大きくてかわいい木が好き」というご希望を叶える観葉植物が『フィカス・ウンベラータ』です。

 

大きな葉とオシャレな樹形が人気の観葉植物ですね。

インテリアとよくマッチしますし、お祝いなどでも贈られる機会の多いかわいい観葉植物ですね。

 

人気の『フィカス・ウンベラータ』ですが、人気であるがゆえにうまく育てられない方も多いようで、、

「ちゃんとお水やりしてるのに元気がなくなってしまう。。」

「玄関に置いておいたら、見る見るうちに葉が落ちてしまった。。」

など、悲しいご意見(?)も多く聞こえてきますね。

かわいくて人気の観葉植物なだけに、枯れてしまったときのショックも大きいんですよね。。

葉が大きいので衝撃などで破れてしまうことも多いんです。 破れや傷から痛みが広がってしまうと痛々しいんですよね。。

やっぱり家で観葉植物を育てるのは難しいのかな、、?

枯れちゃったらかわいそうだしショックだから他の植物にしようかな、、?

ちょ---っと待った----!!!

そんな風にあきらめる前に、一度この記事に目を通してみませんか??

室内で管理するためにはいくつかの簡単なコツがあるんです!

この記事では、観葉植物お手入れのプロとしてフィカス・ウンベラータのお手入れに最低限必要なコツを『環境編』と『お手入れ編』に分けて紹介していきます。

まずはフィカス・ウンベラータについて

フィカス・ウンベラータのプロフィール

フィカス・ウンベラータは熱帯アフリカ低地原産で、クワ科フィカス属の植物です。

大きなハート型の葉と華奢な幹枝が特徴的です。

現地では5~10mほどの大きな木になるものもあるそうです。

日本ではそんなに大きなウンベラータにお目にかかることはできないでしょうから、もし現地に行くことがあったら見てみる価値がありますよね。

そんなに大きかったらかわいいイメージではないかもしれませんね。

フィカス属ということは・・・

フィカス・ウンベラータはその名の通りフィカス属、つまりはゴムの木と同じ仲間なんです。

葉の形や質感は違いますし、幹の感じもゴムの木のイメージとは少し違う感じがしますよね。

でもでも、とっても似ている点もあるんです。それは・・・

新芽のかたち!

フィカス・ウンベラータの新芽
フィカス・ベンガレンシスの新芽

尖っていて、葉を巻いたような姿でどちらも可愛い新芽ですね。

もう一つの共通点としては、茎や幹を切るとゴムの木と同じように白い樹液が出ますので注意してくださいね。

フィカス・ウンベラータのコツ 環境編

明るいところがいいんです

フィカス・ウンベラータに適した明るさは「直射日光の当たらない明るい室内」です。

これは多くの観葉植物が得意とする環境ですね。

すでにお持ちの観葉植物が元気に育っている場所なら、フィカス・ウンベラータも元気に育ってくれることでしょう。

もちろん、太陽の光が直接当たらない場所でも、お部屋の照明の明るさで長もちすることもあるのですが、、

やはり、理想としては日に3~4時間程度、自然光に触れさせてあげたいものです。

とはいえ、フィカス・ウンベラータの葉は日光の影響を受けやすいので、長時間直射日光に当たると葉が変色してしまう「葉焼け」が起こらないように気を付けましょう。

暖かいところもいいんです

フィカス・ウンベラータは15℃以上の環境で元気に活動します。

熱帯原産の植物ではありますが、多少の寒さには頑張って耐えてくれるんですね。

とはいえ、10℃を下回るような環境ではみるみるうちに元気がなくなってしまいます。

そのような環境では水やりしても十分に水を吸いあげる事が出来ず、根が傷んで枯れてしまうこともあります。

冬支度の際はフィカス・ウンベラータも、寒い窓際などは避けて暖かいお部屋の中へ移動させることを忘れないでくださいね。

風通しがいい場所もいいんです

フィカス・ウンベラータは風通しの良い場所で元気に育ちます。

お部屋をこまめに換気して気分もフィカス・ウンベラータもリフレッシュしましょう。

こまめに空気を入れ替えることで菌や虫の繁殖を防ぐ事が出来ます。

こまめな換気が難しい場所では、1週間程度ごとに向きを変えてあげるといいでしょう。

ずっと同じ向きで設置しておくと発育が良い面と悪い面の差が大きくなってしまい、「気づかないうちに裏側がボロボロに傷んでいた・・(泣)」なんてことが起こる可能性があります。

フィカス・ウンベラータのコツ お手入れ編

お水の量は少なめ、チェックの回数は多めです

フィカス・ウンベラータに適した水やりは「土が乾いている時に」やること、そして「絶対に受け皿に水を溜めない」ことが鉄則となります。

フィカス・ウンベラータは少ない量の水やりでとても長持ちします。

逆に、水の量が多いと根が傷みやすくなってしまうんです。

水をやる時は、まず土の表面に触れてサラサラと乾いていることを確認してください。

見るからに濡れていたり触ってしっとりしている場合は、まだ水やりのタイミングではありません。

乾いている場合は、土の上から受け皿にしみ出るまで水を与えていきます。

 

まずはしみ出すまでたっぷりと・・
受け皿に少しずつしみ出てきます
十分にしみ出すまで待ちましょう

こうすることで水と一緒に新鮮な空気が土の中に運ばれて、やがて根から吸収されていきます。

水と一緒に空気を循環させることで丈夫な根が育つんですね。

そして、受け皿にしみ出た水は溜めたままにせず、必ず捨ててください。

受け皿に水を溜めておくのはNGです

これで3日〜1週間程度(環境や気温によります)の水やりが完了しました。

1日1回、土が湿っているか乾いているかを確認してみて、乾いていた場合のみ水やりをするというサイクルが理想的ですね。

土が湿った状態のまま水やりを続けると、空気の循環がうまくいかずに根が傷む「根腐れ」を起こす恐れがあります。

そのまま水やりを続けていくとさらに根が傷んで、いずれは枯れてしまうというわけです。

肥料でワンランク上の管理を・・

肥料は年に1回、5月ごろにやるのが効果的です。

買ったばかりの植物の土は畑の栄養満点な土に植えてあるので、栄養をグングン吸ってスクスクと育ちます。

しかし、2年目からは土の栄養も足りなくなりがち。。そんな時こそ肥料の出番ですね!

生育期である5月ごろの暖かくなってくるタイミングで緩効性の固形肥料を与えておきます。

固形肥料は水やりの度にすこしづつ栄養分が溶け出していきますので、肥料のやりすぎによって根が傷む「肥料焼け」を起こしにくいのでとってもオススメです。

とはいえ、フィカス・ウンベラータの活動が緩やかな寒い時期に与えたり、多く与えすぎると根を痛めてしまいますので気を付けたいですね。

まとめ

ご参考になりましたでしょうか?

可愛い見た目で癒しを与えてくれるフィカス・ウンベラータ。

大切な観葉植物がもっと元気に、あなたの暮らしがもっとハッピーになれば幸いです。

お水は少なめ、愛情は多めにお願いしますね。

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