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無花果(イチジク)?不思議な実をつけるフィカス・キアティス!

このページの内容

フィカス属って?

      

 

近年、人気の観葉植物。中でも、フィカス属の植物たちは育てやすく、観葉植物初心者から上級者の方まで、絶大な人気を誇る植物です。

フィカス(イチジク)属は、クワ科の植物で、熱帯から温帯にかけて800種が分布しています。

フィカス=ゴムの木ではありません。

例えば・・・フィカス・バーガンディ/フィカス・アルテシマ/フィカス・ベンガレンシス/カシワバゴムの木/フランスゴムの木・・・とおしゃれな雑貨屋さんや、カフェ、ホテルのエントランスなど、多数の品種を目にする方も多いのではないでしょうか。

また、ベンジャミン/ウンベラータ/ガジュマル。つる状に這って生育するフィカス・プミラも同じ仲間です。

そんな数多くあるフィカス属の中で、今回は次にブームとなる?かもしれない、フィカス・キアティスティプラ(キアティス)について書いてみたいと思います。

フィカス・キアティスってどんな植物?

 

前にも説明しましたが、フィカス属は熱帯から温帯地方にかけて800種以上もあります。その中でもキアティスは南アフリカ原産で無花果(イチジク)のような不思議な実をつける植物です。イチジクの仲間なので、実の中で花が咲いてイチジクのような小さな果実を付けます。耐陰性があり、5度まで耐えられるので比較的寒さに強く、育てやすい植物です。

葉は、細長く肉厚で艶のある濃い緑。枝も自然に広がり、ボリュームもあって存在感があります。また、落葉しにくいので初心者の方でも比較的チャレンジしやすい植物ではないでしょうか。

キアティス(フィカス属)を育てよう

フィカス属の育て方は、意外と簡単なんです。暖かい地方が原産のフィカス属の植物たちは、丈夫で育てやすいものが多く、初心者でも簡単にチャレンジできる観葉植物です。もちろん、種類によっては耐寒性・耐陰性は変わってきますが特徴をマスターすることで、かわいい植物たちの成長を楽しむことができます。

植物たちは、日光を好みます。しかし、直射日光、夏の暑い日差しを浴びてしまうと葉焼けを起こし茶色くなってしまう可能性が出てくるので要注意なのです。よく、育て方の基本として、カーテン越しのやわらかい日差しを当てるといいますが、まさしくその通りです。夏場の強い日は避け、窓から程よく入る日差しを当ててあげてください。

お水も大好きです。でも、あげすぎには要注意です。比較的、乾燥に強い植物もありますが、土の表面が乾いたら鉢底から水がしみ出るくらいたっぷりとお水をあげて下さい。もちろん、鉢皿にたまったお水は捨ててくださいね!夏場はこまめにお水のチェックをしてください。寒くなってくる秋から冬にかけて頻度を少なし、様子をみながらお水をあげるようにしてください。また、暖房が効いているお部屋で育てる場合は、乾燥してハダニのような虫がつきやすくなるのでこまめに霧吹きをして葉水してあげるといいですよ(*^-^*)

実がなります。しつこいようですが、実がなります。でも花が咲く様子は見えません。なぜなら、無花果(イチジク)属の植物だから! 7月から10月頃実を付けます。実を見つけたら、すぐにとってあげて下さい。実をつけると、どうしても実に養分が行ってしまうため葉っぱが黄色くなってきてしまいます。

市販の観賞植物用土で大丈夫です。植え替えで使用する土って迷いますよね?迷わなくていいんです!園芸用品店に売ってある、観葉植物用の用土で大丈夫です。株がおっきくなってきたな?と思ったら、植え替えしてあげて下さい。一回り大きい鉢を準備して下さい。暖かくなってくる春から寒くなる前の秋が植え替え時!!! 市販の用土は、植物にとって必要な肥料が入っているのであれこれ考えなくてもOK(*^-^*)

キアティスの病気・害虫って?新芽が赤くなるのはどうして?

フィカス属(キアティス)の病気・つきやすい害虫についてお話したいと思います。

●ハダニ●     葉っぱが肉厚で、頑丈そうにみえますがハダニがつくことがあります。ハダニは乾燥を好みます。ですので、暖房のきいた室内に置いていると、いつの間にか葉っぱについていることがあります。もちろん、温かくなって日当たりの良い場所に置いていてもつくことがあります。それを防ぐためには、こまめに霧吹きをしてあげる事!たまに、予防のためにハダニの薬剤を散布してあげるのもいいでしょう。

●カイガラムシ●  観葉植物の天敵!!どこからともなく発生してくるカイガラムシ。植物の汁を吸って植物の元気を奪っていきます。狭い場所や葉裏・風通しの悪い場所が大好きです。なので、なんだか元気がないな?と思って葉裏を見るとカイガラムシがびっしり!ということもあります。幼虫であれば、水で洗い流すこともできますが、成虫になるとカイガラムシと言われるように、殻で体を覆うため、殺虫剤が効かない場合があります。なので、早めの対策が必要です。油分を含んだ薬剤 ‘マシン油乳剤‘ がおすすめです。目に見えなくても、卵・幼虫がいる可能性があります。予防・駆除のために、こまめに薬剤を散布するとよいでしょう。

●スス病●     カイガラムシの排泄物から発生する ‘スス病‘。葉っぱの表面が、ススのように黒っぽくなって成長を妨げます。予防策は、カイガラムシを発生させないこと!!なので予防策はしっかりと行ってくださいね!

●新芽が赤い!●  病気かな?っと思ってしまうほど、新芽が赤くなってでてきました。(←写真の画像) 病気?虫?と思い、色々調べてみました。どうやら、強い紫外線の下で芽吹いてくる新芽は赤く染まったように出てくるようです。強い光線から葉緑素を守るために赤色の葉っぱとなって芽吹くそうです。これは、成長するにつれて緑色へと変わっていくそうです。←植物って不思議ですね(*^-^*)だから育てるの楽しいですよね♪

まとめ

さて、フィカス・キアティスについて色々書いてみましたが、いかがでしたか?

キアティスについて調べていると、フィカス属のことも色々知ることができました(^^♪ まだまだ勉強してたくさんの知識を吸収しなくてはいけませんね(;^_^

フィカス・キアティスは、まだまだ生産者が少ないようで流通もそれほど多くないようです。もし、店頭で見つけたら先取りしちゃうのもいいかもしれませんね♪

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