みなさんこんにちは!
今回はシェフレラの仲間、『ツピタンサス』についてご紹介したいと思います。
ツピタンサスは深緑で光沢のある葉が手のひらを広げたようにつけられているなんとも高級感のある観葉植物ですよね。
あまりホームセンターなどでは見かけませんが常緑樹の観葉植物です。
今回はツピタンサスを『環境編』と『お手入れ編』に分けてご紹介したいと思います。
なるべくわかりやすくご紹介いたしますのでぜひ最後までご覧ください。
このページの内容
ツピタンサスのプロフィール
通称 | ツピタンサス、ピュックレリ |
科名 | ウコギ科 |
属名 | シェフレラ属 |
原産国 | 北インド~中国 |
耐陰性 | × |
耐寒性 | × |
ツピタンサスの原産国は北インドから中国に分布しており、平均気温が25℃ですので、かなり耐暑性が観葉植物です。
ツピタンサスには近縁種に「ブラッサイア」と呼ばれる植物があり、形や葉の大きさもかなり酷似していますが、
葉の表面に艶がるのがツピタンサス、葉脈が見えるのがブラッサイアなど少しだけ見た目が違うので見分け方が分かると
一目瞭然です!今度はこの2種の違いの徹底比較に記事をあげようと思います。
ツピタンサスを元気に育てるコツ『環境編』
おすすめの環境・・・直射日光の当たらない明るい環境
直射日光が強すぎると、人間でいう低温やけどのように徐々に葉焼け起こしてしまいます。
なるべくレースカーテン越しの明るい環境で育ててあげると良いと思います。
暗所・・・なるべく避けましょう。
ツピタンサスには耐陰性がなく暗い環境に置くと状態悪くなってしまいます。
LED電気の明かりが日中だけども届く環境なら環境で枯れることが無いと思いますが、
蛍光灯のようなうす暗い明かりでも枯れてしまう恐れがあります。
なるべく明るい環境で育ててあげると枯れにくいと思います。
屋外で育てる場合・・・日光に気をつけましょう!
夏などの気温が高い日は外に出しても生育できますが、気温が15℃以下に外へ出してしまうと凍傷の恐れがあります。
気温が涼しくなってきたなと感じたら中に入れます。
また屋外で育てる場合、先ほどもお伝えしましたが日光の明かりで葉焼けしてしまう恐れがあります。
徐々に日光に慣れさせるか、遮光ネットなど利用してあげても育ちます。
ツピタンサス元気に育てるコツ『お手入れ編』
水やり・・・基本少なめが安全です。
ツピタンサスは根腐れになりやすい植物です。
水やりをする際はしっかり土の中まで乾いてから水をあげましょう。
水の量は置いている環境で変わりますので、
環境が良く土が良く乾かくようだったら多めにあげる、土がなかなか乾かない場所なら少なめにする
など工夫してあげると良いでしょう。
葉水・・・こまめが大事!
葉水をすることによって植物に潤いを与えるだけではなく、害虫の発生が防げたり、埃がつきにくくなったりと
メリットが多くあります。こまめに葉水をしてあげましょう。
肥料・・・成長期に!
肥料をあげるタイミングは6~8月ごろの成長期にあわせるといいでしょう。
月に一回土の上で徐々に解ける置き肥を使用します。
多すぎると肥料やけし枯れてしまうリスクがありますので、袋に記載されている量を守りましょう。
発生する害虫と駆除方法
カイガラムシワタムシ
オーガスタは比較的、カイガラワタムシという厄介な害虫がつきやすいです。
カイガラムシは上の写真での葉先に白いものが付着しているのが分かりますよね。
この害虫は植物の養分を吸い取り、最悪枯らしてしまいます。
この厄介な虫は知らないうちに爆増するので、見つけたらスグに害虫駆除する必要があります。
見つけた時の対処法
- 外に出して、シャワーでまんべんなく水洗いをしましょう。
- 残ったカイガラワタムシは歯ブラシなどで擦りおとします。
- 乾いたタオルできれいに水滴や死骸をふき取りましょう。
- ホームセンターで売られている「オルチオン」や「マシンオイル」などの殺虫剤のスプレーで全体的に吹きかけます。
※「オルチオン」や「マシンオイル」は薬剤の為、ボトルに書いている使いかたをしっかり見て使用します。また「オルチオン」は強めの匂いがあります。気分が悪くなる場合がありますので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
深緑色かつ高級感のあるツピタンサスはどんな家でもぴったり納まり格好よく決まってくれます。
お手入れも環境と水を基本少なめで考えていれば、扱いやすい観葉植物ではないかと思います。
ぜひ、ツピタンサスを育ててみてはいかがでしょうか?
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ぜひお手軽にご利用ください!!