以前も紹介させていいただいたバイオーブエアー60ですが、10月に開催したガーデンEXPO2020に作品を作って出展させていただきました!
今回はその作品の内容を少しお話させていただけたらと思います。
おうち時間が長引く中で、植物を育て始めた方もいらっしゃるかと思います。お水やりの灌水量やお部屋の環境で気づいたら枯らしてしまった、、という人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。是非こちらの記事をご覧になって、植物を育てたり、テラリウムなどの作成のヒントだったり、、何か新しい発見があれば嬉しいです。
このページの内容
バイオーブエアー
正式な商品名は「biOrb AIR」というアクリル製のドーム状のテラリウム容器です。詳細は下記の記事をご覧になっていただけたら幸いです。
今回はアマゾンのジャングルをイメージしてバイオーブエアーの中にテラリウムを作ってみました。
・植物
エピデンドラムポーパックス | フィットニアジェイド | ヒメイタビ屋久島産 | ヒップスイーク | ネオレゲリアファイアーボール | エピスシアジムズイエロースパイダー |
ネオレゲリアリリプティアーナ | ブレクナムシルバーレディ | ネペンテスアラタ | ミクログランマヘテロフィラ | ピスシアススペアミント | ペリオニアレペンス |
・アイキャッチ植物
マイクロ胡蝶 | ガジュマル | ハオルチアオブツーサ | マンフレダチョコレートチップ |
・苔
ハイゴケ | シッポゴケ | ウツボゴケ | ヤマゴケ | ゼニゴケ | ギンゴケ | ハマキゴケ | ホソウリゴケ |
・資材
植えれる君 | 作れる君 | 造形君 | 活着君 | ココピート | 溶岩石・ヘゴ・流木・オーナメントなど |
資材詳細・使い方など
今回のバイオーブエアーのテラリウムの中には一切「用土」を使用していません。植物に最初から付着している土は常温のカルキ抜きしたお水でキレイに洗い落としてjから、植え込みをしています。用土の変わりに使用した主な資材は下記の造形君とココピートの2つになります。その他の資材は、テラリウムの中の空間を組み立てる為に併用して使用しました。
・極床「造形君」
原料は、国内産の樹皮を特殊に加工した天然の素材をベースに、ゼオライトなどを配合した床材になります。化学成分などは一切入っていない天然素材100%なので、植物にも安心して使用ができます。これに水を加えると、ヘドロ状になり、粘着性が増しますので、植物の根っこに絡めて、植え込みしたり、壁に張り合わせたりなど、幅広い加工が可能です。
・ココピート
原料は、ココヤシ産業で廃棄されるココナッツの殻(コイア)から作られており、サスティナブルな資材になります。効果的にはピートモスの代役といった感じです。ちなにみ天然のピートモスは成長速度が1年間にわずか数ミリほどしか堆積しません。。。ピートモスは長い年月をかけミズゴケが堆積して出来た泥炭を収穫し乾燥させた有限な資源なので、なるべくこれを使用しないことが、ピートモス消費削減に貢献できるとOASEジャパンのメッセージにもなっています。こちらはバイオーブエアーを購入すると1ブロックは付属品で付いてきます。こちらもこのままでは使用ができず、お水に30分ほど浸けてふやかしてから使用します。
・極床「植えれる君」
お花のアレンジで使用するオアシスのような植栽フォームです。吸水性に優れていて、十分な強度もあります。カッターなどで容易に好きな形に切断、穴あけが可能で、この植えれる君の上にドロドロにした造形君を植物に絡ませて、アルミ線などをU字にしたものや、プラスティックピンなどで固定して使用します。こちらもこのままで使用はできますが、そのまま使用するとPH5程度の水質になりますので、生き物を入れる場合は一度水でさらしてからの仕様がおすすめです!
・作れる君
原料は強化発泡スチロールで、丈夫です。こちらも植えれる君と併用して使いますが、主に陸地や、ポンプカバーを隠す為に使ったり、お水が入ってこない箇所(シェルター)など、手軽に工作する為に使用します。厚さが1.5センチほどなので、バイオーブエアーでは高さと壁を作るために使用しました。
カッターで切断して、グル―ガンやシリコンでしっかりと接着しながら構造物を作れるのがポイントです。
・活着君
マイクロファイバーの特殊構造になっていて、高い保水力があり、水が流れる場所でも使用できます。使用する際は切断面の糸くずと泡が出なくなるまでしっかり洗って使うのがポイントです。作れる君や植えれる君、流木などの土台の上に活着君を固定して、植物をその上に張り合わせて使用します。壁や、流木の先端、オーナメントなど、土が使えなような箇所や、水中などで使用するのがポイントになります。
さいごに
今回は前回の記事で紹介させていただいたバイオーブエアーの植栽で使用した資材や使い方などを紹介させていただきました。おうち時間が長引く中で、今日ご紹介させていただいた資材などを使用して、あなたのお家にもレインフォレストを取り込んでみてはいかがでしょうか。また今回出展したガーデンEXPOでは弊社以外に2社のバイオーブエアー60の作品も出展がありました。
画像にも写っていますが、来年にはAIR30という一回り小さく、機能が現状のAIR60より追加された新しいバイオーブエアーも展開されます!こちらについてもまた詳細が分かりましたら、記事でご紹介させていただきます。
今回ご紹介させていただいた資材やバイオーブエアーなどについてご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください!