今回はトックリラン(ポニーテール)についてご紹介したいと思います。
トックリランは樹木のような太い幹に細長い葉がわさわさと垂れてる観葉植物です。
別名のポニーテールのごとく、馬のしっぽみたいな形していますよね(笑)
とても可愛い観葉植物です。
そんなトックリランを今回は『お手入れ編』と『環境編』に分けてご紹介したいと思います。
なるべくわかりやすくご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
このページの内容
トックリランのプロフィール
科名 | キジカクシ科 |
属名 | トックリラン属、ノリナ属 |
原産国 | 北アメリカ南西部~中米 |
通称 | トックリラン、ポニーテール、ノリナ |
耐陰性 | 〇 |
耐寒性 | 〇 |
トックリランは中米から北アメリカ南西部の暖かい地域の観葉植物です。
株の根元が徳利と似ているところからトックリランと名付けられたようです。
元気に育てるコツ『環境編』
トックリランのおすすめの環境:直射日光の当たらない明るい環境
トックリランは基本的に明るい環境でも暗い環境でもオールマイティの置ける優秀な観葉植物です。
ただし、日の明かりが強い環境に置いてしまうと葉焼けの原因になる可能性があるので避けるべきでしょう。
また、暗所にも強い観葉植物ですが、長期間暗い場所に置いてしまうと光合成が出来ず葉っぱが黄色くなったり弱ってしまうので、定期的に明るい場所に出してあげると長く育てる事が出来ます。
屋外で育てる場合
外にトックリランを育てる場合、直射日光で葉焼けが起きないように、
少しずつ慣らしていってあげるとトックリランも外の強い日差しに対応できるようになります。
また、100均にも売っている遮光ネットを張ってあげても葉焼けを防ぐ事が出来ますよ。
葉焼けが起きてしまうと傷んだ葉っぱはもとに治らないので注意が必要です。
また、耐寒性はありますが、雪や霜が降りたときは凍傷の原因になってしまうので、
気温が10℃以下になるような日は室内の中で管理してあげると安全です。
その他の気を付けるポイント
エアコンの風で過度な乾燥により枯れてしまうことがあります。
エアコンを使う季節には少しずらしてあげるなどの対応をしてあげると良いでしょう。
また植物が乾燥すると害虫が付着する可能性がありますのでエアコン付近に置くのなるべく控えてあげます。
トックリランの葉先が茶色くなる時はこれが原因!
トックリランはとても丈夫で育てやすい観葉植物ではありますが、それと同時に葉先も傷みやすい観葉植物でもあります。
トックリランの葉先が気に出したらこちらを確認してみてください。
①水やり頻度大丈夫??
今育っているトックリランの土を確認してみてください。
毎日乾いており、長期間あげないと水が足りなくなり水不足の合図かもしれません。
乾いてから2~3日置いて水やりをしましょう。
②水の量多いかも。。。
土がずっと乾かない状態が続いていると根腐れになります。
見極めのポイントは葉先というより全体的に黄色く変色し始める傾向にあると思います。
溜まった水は流して、乾燥させるようにしましょう。
また、ホームセンターに売っている『珪酸塩白土』などは根腐れ防止剤として使われていますので使用してみるのもいいと思います。
③光合成できてますか?
暗所に置いた状態でも徐々に状態が悪くなっていきます。
状態が悪化していく傾向としては根腐れに似ていて、最初は黄色っぽくなり始め日が経つにつれて弱弱しくなり枯れてしまいます。
黄色く変色し始めたなと感じたら明るい場所に移動してあげる事をおすすめします。
④空調の場所きにしてる?
主な症状は空調の風が当たっている箇所だけ枯れていきます。
理由は過度の乾燥です。
部分的に枯れてきたなと感じたら空調の風が当たっているか確認し、移動させてあげましょう。
⑤ほかにも色々原因あるんです。。
他には害虫、病気、経年劣化などその他諸々あります。
見極めはプロでも難しいことですが周りの環境などよく観察して対処してあげましょう。
元気に育てるコツ『お手入れ編』
水やり/基本給水は少なめ
土が乾いてから2~3日後に水やりをしましょう。
トックリランは暖かい環境の植物ですのであまり水を必要とせず、土がずっと湿っている状態だと根腐れの状態になって
しまいます。
葉水
トックリランは土がずっと湿っているのはあまり好きじゃないですが、葉っぱに葉水をしてあげると元気になります。
葉水は植物に潤いを与えるほか、埃がつきにくくなったり、害虫がつきにくくなるなどメリットがたくさんあります。
忙しいとは思います余裕があるときはこまめに葉水をしてあげるといいですよ。
肥料
春から秋にかけて置き肥を二か月に一回の頻度であげましょう。
生長させたくない人は3か月に一回など肥料の頻度控えてあげると良いでしょう。
害虫/カイガラワタムシ
葉の表面に埃のような白い物体がついたらワタムシの可能性があります。
ワタムシがいることによって植物の樹液が吸われてしまうほか、
絨毯や床、壁にも汚れがついてしまうのも厄介なポイントです。
繁殖力がかなり強く、見逃したまま何日も過ごし増えたところを見つけるとなんとも悲しくなります。
早めに対処しましょう。
対処法
1.虫がついた植物を外に出してシャワーできれい洗い流す。
2.水気と残った虫をタオルでふき取る。
3。薬剤散布する。ホームセンターで売られている薬剤「オルチオン」や「マシン油」などを水と割って使用する。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
今回はトックリランの上手な育て方についてご紹介させていただきました。
徳利のようなふっくらした幹に垂れ下がる葉っぱがホントに可愛い植物ですよね!
水少なめで明るい環境で育ててあげれば長く管理できると思います。
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