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観葉植物をつかってリゾート気分を味わいたい方におすすめ
観葉植物を使ってリゾート気分を味わいたい方におすすめな観葉植物があります!
それは、ずばり「フェニックスロベレニー」です。
まさに見た目はヤシの木ってゆう感じでビアガーデン会場によく置いてある植物です。また夏を演出しているショップでは、ほぼ置いてあるのではないでしょうか。
この夏のイメージが強いフェニックスロベレニーですが、実は寒さにも強く外で慣らしていれば屋根のある場所であれば越冬することもできるんです。
それにもちろん室内でも育てられます。まだまだ寒い日が続いてますが、一足先に夏気分を自宅で味わいたい方は、是非育ててみませんか。今回はこのフェニックスロベレニーの育て方についてお教えします。それではいってみましょう。
フェニックスロベレニーの特徴
フェニックス・ロべレニー
ヤシ科 フェニックス属 原産地 インドシナ
フェニックスロベレニーは室内で育てるものとしてはトップクラスに水が必要な観葉植物です。
まさにヤシの木といった感じなのですが、日本での主な生産地は南国のイメージとは異なった場所の八丈島なんです。ただ八丈島は温暖多雨な気候なので水が特に必要なフェニックスロベレニーに適した生産場所なんですね。
また、葉のみでも需要があり切り花用のアレンジメントとしても広く知られています。
葉の幹に近い部分はトゲが無数ついており、うっかり触ってしまうとケガをしますので取扱いには十分注意しましょう。
フェニックスロベレニーのお手入れ作業
生育期をむかえる5月からは新芽が幹の先端の中央から次々とでてきます。
出始めは弱々しいのですが徐々に成葉となります。
特徴でも紹介しましたが、フェニックスロベレニーの葉にはトゲがついてあります。
そのトゲのみ切り落としても成長に支障はないのでケガをする恐れがあるようならば事前に剪定するのが良いでしょう。
乾燥状態が続くと葉先のみが茶色に変色していくことがあります。
乾燥には注意をし変色した葉先は元には戻らないので見た目が気になる方は剪定しちゃいましょう。
また一番外側にある葉は古い葉なので徐々に枯れていきます。
枯れて全体的に茶色に変色した葉は切り落としてしまいましょう。切り落とした後も幹を綺麗に保つために皮を取り除いてあげましょう。
フェニックスロベレニーの給水
夏場の6月~9月末ぐらいまでの期間で25℃以上の気温がでる時期は午前と午後の2回に分けてたっぷりと水を与えてください。この時期は鉢底に受け皿をつけて水を貯めても大丈夫です。
ただ給水のときにまだ水が残っている場合は根腐れの危険が生じるので控えましょう。
また受け皿を置かない場合は水がしっかりとしみ出るぐらいの量を日に2回給水しましょう。あとこの時期は霧吹きを幹に与えると良いでしょう。水が足りてないと葉がダランとしてきます。見た目でも分かるので注意してみてみましょう。
冬場にかけては徐々に給水量を減らしていき土の湿り気と葉の状態を確認しながら鉢底には水を貯めないように与えてください。土が乾いていないようなら給水は控えましょう。
フェニックスロベレニーの植え替え手順
フェニックスロベレニーは水をたくさん吸い上げることができるように根の成長がとても速いので、根詰まりを起こしやすい植物です。2年に一度ぐらいを目安に植え替えを行います。
植え替え時期は5月~7月頃にかけて行い、手順としてはまず鉢を横に倒して鉢から抜けやすくするために鉢底の根を切り落とします。
鉢から抜いたら鎌やノコギリを使って鉢底から三分の一ぐらいをそぎ落とし、新しい鉢に土をいれ根を切り落としたフェニックスを入れ、追土をし3㎝ぐらいのウォータースペースを残して、
つき棒で表面の土を固めて終了です。
けっこう手間のかかる作業ではありますが、根つまりを防ぐ事が出来ます。
植え替えしてあげることで根が張りやすくなったり、栄養が行き届きイキイキと育ちます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いつもいる空間に植物があいてあるだけでも明るいイメージになりますよね。植え替えはけっこう大変ですがフェニックスロベレニーは比較的育てやすい植物なので、是非チャレンジしてみてください。この記事が皆さんの園芸ライフのご助力になれたら幸いです。