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手間いらず!植えっぱなしで大丈夫!おすすめ宿根草 第1章〜主役〜

 

梅雨が入り、天気が安定しない日が続くと、植物のお水やりの管理もなかなか難しいですよね。蒸れて枯れていたり、病気になっていたり。。。

雨が続いているし、お水やりはいらないかなぁと思って2.3日見ていなかったらぐったり萎れていたりと。。。これからぐんぐん成長していくと思った矢先、せっかく植え込んだ植物がそんな状態になったらショックですよね。

そんな時に助けてくれるのが一度植えると、何年も生育と開花を繰り返す植物で、毎年必ず花を咲かせてくれる多年草の一種、「宿根草」(しゅっこんそう)です。

植えっぱなしの放任でよいものが多く、肥料や水やりもほどほどで大丈夫です。好きな花ばかり植えていると、大株に育ってバランスが崩れたり、花が全部落ちて、殺風景な庭になってしまったりしていませんか?

違う季節に咲く宿根草や色鮮やかなカラーリーフ、這って伸びていくグランドカバーの植物などを組み合わせて植えることによって、いつ見ても寂しくない表情豊かな寄植えや花壇・お庭を作ることができます!

全部で4回に分けて、主役、まとめ役、カラーリーフ、グラウンドカバーを役割別におすすめをお話していけたらと思っています。

第1回目のとなる今回は、花壇のシンボルとなる”主役”について紹介していきます。

このページの内容

そもそも多年草・宿根草の違いって?

多年草

同じ株から何年も枯れずに続けて花を咲かせる植物です。多年草は冬でも基本的には葉が枯れずに残っています。ただ、原産地では多年草と記載されていますが、日本の気候では冬に枯れてしまう植物は一般的には一年草とされているようです。

本体はまた次の年も元気に育ちますが、花から種もできるので、放っておくとどんどん増えて広がっていきます。

宿根草

何年も生育と開花を繰り返す植物で、多年草の一種です。基本的には多年草と似ていますが、多年草とは違い、冬になったら地上部(葉や茎)を枯れてしまい、一見枯れてしまったように見えますが、

冬などの苦手な時期をじっと土の中で耐え、また暖かくなりだしたら大きく育ちはじめ、花を咲かせせてくれる植物です。

主役

文字通り花壇やお庭の1番シンボルになるお花ことです。視線が集まるので、自然と見せ場をつくることができます。1つのお花が大きかったり、花が小さくても花穂や花房になるなど株が大きく成長するボリューム感のあるものがおすすめです。

宿根草のお花の開花時期は短い個体が多いので、なるべく開花時期が異なる植物を植えたりして工夫をして、いつ見ても寂しくない花壇を作りましょう。

今回は基本的に「夏越し」「冬越え」を基にせずに植えっぱなしでも大丈夫な主役を紹介します。

”主役”おすすめ5種類

ルドベキア”チェリーブランデー”

●キク科多年草 ●開花時期:6月〜10月ほど ●草丈:約70センチ

このダークレッドなグラデーションとヴィンテージ感がたまらないルド君。キク科なので、上部で育てやすいです。高温多湿には弱いので、植える際はあまり狭い空間にギュッと植えずに、風通しが良い場所だと◎

シックな色合いなので、シルバーっぽいカラーリーフと組み合わせると、より際立って目が引くフォーカスポイントになります!


アリストロメリア”サマーフィーリング”

●ユリズイセン科多年草 ●開花時期:5月〜7月、9月中旬頃〜10月中旬頃 ●草丈:約100センチ

花の色合いが美しいアルストロメリア。個人的にはお姫様みたいな感じで接しています。他の品種も素敵なカラーが沢山ありますが、この淡い感じが筆者が好きなのでピックアップしました。

従来種に比べて暑さに強く、温暖地でも育てやすいです。夏も葉が残ります。名前は夏を匂わせていますが、夏が到来とともにお花は終わってしまいます、、

春と秋、2回開花しますが、冬には地上部が枯れてしまいます。根っこは生きてますので過って抜かないように気をつけてください!


ジキタリス”ダルメシアンホワイト”

●オオバコ科多年草●開花時期:5月(イルミネーションフレーム:5月〜10月)●草丈:60センチほど

美しいシルエットとは裏腹に、全草にはジキトニンなどの毒性物質を含む有毒植物です。ダルメシアンは他の従来種に比べて早咲きで草丈がコンパクトな品種で、成長も早く、

小さなスペースや寄植えにも向いていいます。ダルメシアンのピーチ色は唯一、斑点(スポット)がないのでパステルっぽいカラーが可愛いおすすめの品種です。


ブットレア”パープルバタフライブッシュ”

●ゴマノハグサ科落葉低木 ●開花時期:5月〜11月 ●樹高:150センチほど

小さい花集まり、藤を連想させ、別名「房藤空木(フサフジウツギ)」とも呼ばれていたり、鉢や蝶が蜜を求めて集まることからバタフライフィッシュと呼ばれていたり、庭向けの品種です。

香りが良いのでバタフライガーデンにも◎暑さ、寒さにも強く丈夫です、咲き終わった花穂は付け根で切ってあげると、次の花があがって長く楽しまますが、冬は落葉してしまいます。


エキナセア”グリーンジュエル”

●キク科多年草 ●開花時期:6月中旬〜8月まで ●草丈:70センチほど

別名「緑の宝石」と呼ばれています。個人的にはバラよりこのグリーンジュエルの花束のほうが素敵なんじゃないかと思うぐらい好きです。。こちらの花びらは徐々に白っぽく変化していきます。それもまたグラデーションになりキレイな品種です。

花後に切り落とすと新芽が上がり、返り咲きしますので長く楽します。暑さ、寒さに強く、こちらも植えっぱなしで大丈夫ですが、冬は地上部が枯れてなくなりますので、過って抜かないように、、、


まとめ

レンブロック

今回は花壇や寄植えの主役になるお花たちを紹介さえていただきました。

夏越しや冬越えを意識しなければ、まだまだ沢山、主役になるお花は沢山ありますが、今回は基本植えっぱなしでも大丈夫な宿根草を紹介させていただきました。

もちろん、住んでいる地域の気候や庭の環境、土の状態のチェックもとても重要なので、それらもチェックしながらご自身がどのようなお庭・寄植えを作りたいか1つ選ぶ基準になっていただけたら幸いです。

次回は、主役を引き立てる第2章「まとめ役」についてご紹介させていただきたいと思っています!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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