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別名キムジナ―とも締め殺しの木とも呼ばれている植物ってなんだか知っていますか?

皆さん、キムジナ―と呼ばれている植物を知っていますか?この呼び名でピンとくる方はかなりの植物愛好家とお見受けします。実はこの呼び名は「ガジュマル」の別名なんです。実は私もキムジナ―=ガジュマルと知ったのはほんの数年前です…。土の表面より根が出ていて葉は丸みをおびていて、その可愛らしい樹形で女性を中心にとても人気のある植物の一つです。植物自体の生命力も強く園芸初心者の方とも相性が良いことも人気の要因ではないでしょうか。今回はこのガジュマルについて詳しくお伝えしていきます。それではいってみましょう。

このページの内容

ガジュマルの特徴をみてみよう

ガジュマルはクワ科イチジク属の常緑高木です。海外はインドやオーストラリア、日本では屋久島や種子島などで自生していて同じイチジク属のベンジャミンとはとてもよく似ています。一般的によく見かけるのはニンジンガジュマルという品種のもので、まさに人参のような形の根でこの根が愛くるしい形をしており、その形を際立たせるためにあえて浅く植えて育ててたりしています。

ガジュマルはとても生命力が強く、自生しているものは近くにある植物に巻き付いて生育していく習性があり巻き付かれた植物は、その締め付け具合の強さから枯れてしまうこともあり「締め殺しの木」とも呼ばれています。花言葉は「健康」でその生命力の強さからきているそうです。5月に控えている母の日の贈り物としても最適なアイテムですね。

また、ガジュマルは暑さに強く、寒さに弱い特徴があり多湿も苦手な植物です。10℃を切る環境だと痛みやすくなるので、できるだけ室内の風通しの良い場所で管理しましょう。暑さには強いのですが直射日光が長時間当たってしまう場所での管理は葉焼け(人間でいう日焼け)を起こして葉が変色してしまうので、なるべく日陰となる場所で管理すると良いでしょう。

水のあげ過ぎには注意!

ガジュマルは多湿が苦手なので水のあげ過ぎには注意しましょう。なるべく乾かし気味に管理をし、鉢底には水を貯めないようにしてください。生育期に入る6月から9月は鉢底から染み出るぐらいたっぷりと水を与え、逆に休眠期になる12月から2月にかけては土が乾いてから2・3日後に土の表面を湿らす程度であげてください。

ガジュマルの剪定作業

ガジュマルの剪定作業は切り戻しという方法で行います。この切り戻し作業は全体のバランスを整えることにより枝葉の成長に偏りをなくすための作業となります。簡単に説明すると伸びてしまっている枝を整えて元の姿に近い状態にしてあげることです。

剪定の時期は生育に入る5月頃が良いでしょう。また剪定時には切り戻したところから白い樹液がでてきます。

肌の弱い人は被れる恐れがあるので、剪定作業するときは手袋をするようにしましょう。

剪定したあとはどうする?

切り戻しして残った枝葉のその後なんですけど、捨てるのはちょっと忍びないですよね。そんな時は枝葉を土に植え替えてあげると良いでしょう。切り戻しをした枝葉の上部3枚ぐらいの葉を残して培養土をいれた鉢に突き刺すような感じで植えてください。

植えたあとは発根しやすいようにしばらく土が乾かないように管理しましょう。

植え替えは大事ですよ!

植物を育てるうえで植え替えはとても大事な作業となります。ガジュマルは生命力が強いので枝葉の成長が早い分、それに応じて根も伸びていきます。鉢の中が狭いと根が自由に伸びることができずに根詰まりを起こしてしまいます。一年に一度、生育期にはいる5月頃に一回り大きい鉢に植え替えると良いでしょう。

気をつけたい害虫

ガジュマルは害虫被害をうけることはあまりない植物ですが、それでもハダニとカイガラワタムシには注意しましょう。ハダニは葉裏に寄生します。カイガラワタムシは新芽付近に白いワタ状となり付着します。双方とも乾燥状態が長く続くと発生しやすくなる害虫ですので、こまめに葉水を与えてあげることが一番の予防となるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

花言葉は「健康」、今年の母の日は定番のカーネーションだけではなく、ガジュマルを贈答してみてはいかがでしょうか。管理しやすい手のひらサイズのものであれば喜ばれること間違いなしです。購入ご検討の方はこちらへどうぞ。

この記事が皆さんの園芸ライフのご助力になれたら幸いです。

 

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