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ここに注目!!植物の状態が悪い時はこれ見たら改善できます。

「観葉植物を育てるときに何処を見たらいいの?」

お客様を観葉植物メンテナンスにお伺いしたときにお客様からよく質問されます。

私たち観葉植物のレンタル業やってるものからしたら普段のサイクルで当たり前に行っている作業ではありますが、

を「これから育てたいけど枯らしてしまうのが怖い」や「買ったはいい物ののどうしたらいいのやら。。。」

と疑問や壁にぶつかっている方は実は多いのでは無いでしょうか?

なので、今回は観葉植物のレンタルのメンテナンスではこんなところ観察して植物を育てています。

というところを細かく話してみようと思います!

植物が家にあるよ!って方は参考にして頂ければいいのかなと思います。

なるべくわかりやすくご紹介させて頂きますので、ぜひ最後までご覧ください!

このページの内容

観葉植物のここを見て!観察するときのポイント

実際どんな場所を見てるの?

普段のメンテナンスでは樹形、新芽、葉ぶりの多さ、葉っぱの状態、幹 などなど…細かく見ていきます。

最初は全体的に広い視野で樹形などを観察しつつ、徐々に視野を絞り場所に合ったポイントを観察していきます。

今回は毎日植物を見てる人はどこを観察しながら作業するのかぜひ知って頂けたら嬉しいです。

観葉植物の全体の状態~

①葉がどれだけ多いかの確認

葉の量は植物の元気度メーターみたいなもので、葉が多ければ多いほど、

光合成でより多くエネルギーを作り出すことできますし、

少ないと不健康である事が多く、要因を探す必要があります。

②葉の垂れ具合

葉が正常なときはピンとしていて元気ですが水が足りていなかったりすると垂れたり、葉を丸めて水分を飛びにくくします。

また、一番高い場所にある葉っぱの垂れは水枯れの一歩手前です。

植物は主に根っこから徐々に水を吸いあげていくため、一番高い場所にある葉っぱの供給の順番は一番最後の為、一番早く水落しやすい箇所になるので注意深く確認しましょう。

葉の垂れ具合は水が足りてるか不足しているかの指標の一つです。

③樹形の確認

植物は光が多く届く方向に葉を向けます。

光の方向に植物が向いてきたなと感じたら、鉢の向きを回して光が当たりにくかった方向に向けて光が満遍なく当たるように心がけてあげましょう!

樹形が不格好の時は剪定し、容姿を整えてあげてください。


全体的な視点で見たときに葉ぶりの量垂れ具合を見てまず第一に健康か異常有かを見極められます。

葉の垂れ具合では水が足りているかを確認できる基準として一番わかりやすいです。樹形が不格好の場合は剪定などの対応いたします。

~部分的な視点~

①葉の変色

葉の変色は生理現象で問題が無い時もあれば、植物からの緊急信号の時もあります。

なので変色しているときは、より丁寧に観察してあげましょう。

葉の変色の要因は植物によって少しずつ変わっていきますが大きく7つに分けられます。

  1. 生理現象
  2. 経年劣化
  3. 水枯れ/根腐れ
  4. 環境
  5. 病害虫  
  6. 栄養不足
  7. 土の状態・根詰まり

などが挙げられます。

いろんなポイントを観察して葉の変色の要因をしっかり見極めていきましょう。

 

②新芽の状態

新芽の量は生長期や休眠期によって異なりますが、

新芽が多い=植物に体力が多いを意味することが多いです。

新芽があれば植物がエネルギーをしっかり蓄えられていることにもつながります。

逆に新芽が極端に少ない、無い場合は元気がない場合が多いです。

少ないと感じる場合は液体肥料をあげたり、植え替えや環境を変えてあげるなどして様子を見てあげると良いと思います。

 

③害虫の有無

植物の葉・茎/幹・土を見ると小さなムシが付着している場合があります。

植物の種類によって発生しやすい害虫も変わってきますが、

  1. カイガラムシ
  2. ハダニ
  3. コナジラミ
  4. アブラムシ

の4種は温かい時期により発生しやすく、一回付着するとなかなか駆除するのが難しく厄介です。

出来るだけ毎日観察し、早期発見が植物の状態を大きく左右します。

週に何回か薬を撒くと予防になるのでオススメです!

 

植物に発生する厄介な害虫ランキングベスト5

④病気の有無

病気は種類によって発生する場所が変化します。

病気の種類も沢山ありますのでここでは詳しくお話しできませんが、

  1. すす病
  2. 褐斑病
  3. 黒星病
  4. うどん粉病
  5. 白絹病 

などまだまだ観葉植物に発生する病気は多く見極めも難しいのでしっかり見極めていく必要があります。

 

⑤幹の硬さ

通常時は固いですが、根腐れの時には幹まで腐り柔らかくなっている場合があるので、根腐れの判断基準として大切なポイントの一つです。

また歳を経っている植物は新陳代謝が出来ておらず、ポロポロと幹が落ちてしまいます。

根腐れが疑われる場合は幹を触ってみて柔らかさのチェックをしてみましょう。

⑥葉落ちの量

葉っぱが多いベンジャミンなど落として新芽を次々に生やす種類もありますが、

今回は健康な時落ちにくい種類です。

このタイプの葉落ちの原因は葉の変色と同じく

  1. 生理現象
  2. 経年劣化
  3. 水枯れ/根腐れ
  4. 環境
  5. 病害虫  
  6. 栄養不足
  7. 土の状態・根詰まり

などが挙げられます。

一つ一つポイントを確認しながら何の影響か確認しましょう。


 

全体的に見た後、さらに細かく部分的に確認していきます。

葉の変色や葉落ちが多い場合は植物からの緊急信号の場合が多いので他の要因を踏まえ考え

葉の変色の仕方によっても水枯れや根腐れ、害虫によっても変わります。

新芽の有無や状態は植物自身の体力や水不足など判断基準になります。

その他害虫や病気などある場合は薬を散布し進行が進んでしまった場合交換させて頂きます。

幹を触った時に元気な時より柔らかく感じた場合は根腐れの可能性がありますので注意が必要です。

 

~土と鉢の状況~

①土の渇き/湿り具合

土の渇き湿り具合で給水の量が変わってきます。

普段植物を見れる方はなるべく土がしっかり乾いてからあげましょう!

②鉢の中の水のたまり具合

水が溜まっている状況が続くと植物が呼吸できず根腐れの可能性があります。

溜まっている場合は水抜きし、それでも土がいつまでも乾かない状態なら植え替えしてあげた方がいいかもしれません。

 

③根の張り具合

根の張り具合で根が張ってない状態は植物が水や栄養をうまく吸収できなくなります。

また鉢から根がギュウギュウにはみ出した状態の根詰まりの状態は影響を吸収できない他、

呼吸できなくなってしまうので植え替えや株分けをしてあげましょう。

④土のやわかさ

根の張りやすい土は植物を丈夫に育てます。

逆に硬い土は根が晴れず弱体化してしまう他、空気も吸えないので酸欠状態で枯れる原因にもなってしまいます。

触ってみてカチカチの場合は植え替えをお勧めします。

~外部の環境~

①部屋の明るさ

植物が育つうえで日光や電気の明かりは大切です。

植物によって耐陰性は変わってきますが、光は全くない環境では遅かれ早かれ弱ってしまいます。

しっかり明かりに当てて光合成させてあげましょう。

蛍光灯の明かりだけでも大丈夫?植物にとって必要な明るさってどのくらい?日当たりQ&A

②空調の向き

エアコンなどの空調は植物に当ててしまうと過度の乾燥で衰弱してさせてしまいます。

エアコンや暖房機の風に直接当たらない場所で育ててあげましょう。

 

③温度

部屋の気温は植物に影響を与えます。

植物が野生で生育していた環境によって適温が変化してきますので、植物に合う室温で育ててあげることが大切です。

④湿度

部屋の湿度は植物に影響を与えます。

こちらも野生で育った環境に近いほど長持ちします。

乾燥した環境程水をよく水を吸い、湿った環境だと水をあまり吸わなくなります。

また湿った環境だと土がカビたり、キノコが生えたりコバエが発生したりします。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

観葉植物の観察するポイントをなるべく詳細に書いてみました。

なんで葉落ちがあるのか。なんで葉が変色してしまうのか。判断が微妙で難しいこともよくありますが、

全体から焦点を徐々に絞っていき、植物のサインを見落とし無いようにしていきたいですね。

最後まで見てご覧頂きありがとうございました!!

弊社では植物のレンタル・お預かり・販売など植物関係のやらせて頂いております。

観葉植物をレンタルする前に知っていて欲しいこと~生の植物のあれこれ~

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