皆さんエバーフレッシュという植物を知っていますか。最近ではスタイリッシュな樹形と涼しげな印象で女性を中心にけっこう人気がでてきている植物の一つです。部屋に置いておくだけでその空間が明るくさわやかな感じになるのでその辺も人気の要因の一つではないでしょうか。エバーフレッシュを直訳すると【新鮮さを持続させる】まさに女性が好きそうなフレーズですよね。
このエバーフレッシュはけっこう丈夫で育てやすい植物ですが、間違った管理をしてしまうと短期間で著しく葉を落としたりしてしまいます。（私も経験あります…）その経験？も踏まえたうえで今回は長く楽しめるエバーフレッシュの育て方をお伝えいたします。最後までお付き合いいただき、みなさんも新鮮さを持続させてみませんか。それではいきましゅう！
このページの内容
特徴
マメ科 コヨバ属の植物で原産地は中南米です。
この植物の最大の特徴は休眠活動をするところです。この休眠活動とは簡単に説明すると暗くなったらお休みモードになるということです。このお休みモードとは人間と一緒で暗くなったら活動をやめて休むことと同様になります。エバーフレッシュはお休みモードになると日中に日の光を浴びて開いていた葉がしぼみます。この現象は葉からでる水分の蒸発を防ぐためだそうです。
花言葉は『歓喜』『胸のときめき』ということでとても良いイメージを持たれており、樹形も独創的でインテリアとも良く合うので贈り物としても人気のある植物です。
風水的にもとても良い効果があり、夫婦円満に効くといわれています。リビングや寝室に置いておくだけでも夫婦喧嘩の数も少なくなるのではないでしょうか（笑）
管理方法
水やり
まずは水やりです。基本的にエバーフレッシュはとても水を欲しがる植物です。春から秋にかけては土の渇きをよく見て乾いていたらたっぷりと水を与えてください。それと同時に葉水を与えることも忘れないように行いましょう。水切れを起こしてしまうと短期間で葉が枯れ落ちてしまいます。再生力は高いので、その後もしっかり水やりをしていれば新芽はすぐにでてきますが、全体のボリュームはなくなってしまいますので水切れには注意してくださいね。また、冬の寒い時期になると根があまり活動しなくなるので水やり頻度は少なくなります。冬場は逆に水のあげ過ぎに注意しましょう。基本は『土が乾いたら水やり』これを忘れずに！
置き場所
できるだけ日の光が入る明るい場所におきましょう。エバーフレッシュは明るい場所が好きな植物です。逆に暗い場所ではエバーフレッシュが日中でも勘違いをして昼夜とわずずっとお休みモードになり、生育に支障をきたしてしまい落葉の原因にもなりますので暗い場所は控えましょう。また、エアコンの風が直接あたるような場所も乾燥しやすくなるので、できるだけ控えるようにしましょう。
植え替え時期や肥料
植え替えは暖かくなってくる4月～5月ぐらいに行うのが良いでしょう。鉢の大きさにもよりますが2年に1回ぐらいの頻度で大丈夫です。2年も経つと土の栄養が少なくなってくるので、新しい土をいれ今の鉢よりちょっと大きめな鉢に植え替えてあげましょう。
肥料は最も生育する5月から10月の期間に行います。液体肥料は10日に1回程度、その他の肥料は1か月に1回程度の適量を与えるようにしてください。冬場は根があまり活動しなくなるので肥料は与えなくて大丈夫です。
害虫対策
害虫は乾燥したところによく発生します。冬場によく風邪をひく人が多いのは乾燥が原因だったりしますよね。植物も同様に乾燥させないためにも葉水を良く与えるようにしましょう。これだけでもかなり予防できますよ。1日1回やっていればほぼ害虫はでないと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。どの植物にもいえますが、「土が乾いたら水やり」を覚えておけば大抵の植物は丈夫に育ちますよ。この記事が皆さんの園芸ライフのご助力になれたら幸いです。