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ゴムノキのこんな葉落ちがあったら危ないかも…

今回は有名観葉植物ゴムノキについてご紹介したいと思います。

このゴムノキはホームセンターでもよく見かけます。艶のある大きな丸い形と深緑色の葉っぱがなんともかわいい植物です。

 

たまに外に置いてあるゴムも見かけたりしますが、外に置いても比較的丈夫に育ち、その環境にマッチするととんでもなく大きくなることも(笑)

しかし、よくご相談で聞くのは葉っぱがポロポロと落ちてしまう…どうしたらいいですか?なんてよく聞かれたりします。

あれだけ大きな葉っぱが落ちて幹だけになると急に雰囲気が変わりなんとも寂しくなってしまいます。そして凄く焦ります。

今回はそうなる理由や対処法をしっかり伝えていきたいなと思いますので、どうぞ最後までご覧ください。

 

このページの内容

ゴムの木のプロフィール

科名 クワ科
属名 フィカス属
原産地 熱帯
耐陰性 枝のような細い幹の場合×

木のような幹の場合は  〇

耐寒性 なるべく避けた方がいい

ゴムノキと言えば剪定したり傷がついたりすると白い樹液が出ますが、天然ゴムの材料として使われています。

白い樹液を触ると手が荒れたりかぶれたりすることがあるため、取り扱いには注意が必要です。

皆さんはゴムノキの種類は何種類思い浮かべられますか?

ゴムノキの仲間は生命力が強いため観葉植物や庭木としても使われていますよね。

ゴムノキの仲間(フィカス属)はかなり種類が多く、約300種類程あるのだとか。

この中にはハート型で清潔感のある『フィカス・ウンベラータ』やオシャレの代表『ベンジャミン』のような有名な観葉植物も数多くあります。

ゴムノキを育てるコツ『環境編』

ゴムノキを育てる環境として一番おすすめの場所は明るい環境がおすすめです。

都内を車で走っているとよくのびのびと高く伸びたゴムノキを目にします。

日当たりのいい環境に置くと新芽を良く伸ばしスクスクと伸びてくれます。

暗い環境に置いても大丈夫??

枝のような幹の『ロブスターゴム』は出来れば避けた方が良いとおもいます。

室内で少しの明るさがあるくらいなら大丈夫ですが、真っ暗な環境は避けた方がよいです。

耐陰性がなく早い段階で葉落ちしてしまいます。

 

その他の樹木のような幹の朴タイプのゴムは暗所に置いてもある程度耐えられます。

こちらの種類は暗所の耐久性がありますが長期間暗い環境に置いてしまうと弱体化してしまい、

葉が黄色く変色したり元気がなくなります。

暗い場所に置く場合、3日に一回は明るい環境に出して日光に当ててあげるなどしてあげることで長持ちするようになります。

 

に置くのはどう??

たまに車運転していると、とても大きなサイズのゴムノキもあったりします。

一度環境に慣らしてしまえば外でも育てる事が出来ます。

ある程度の耐寒性はありますが、

5℃以下の日には家の中に入れてあげた方が安全だと思います。

庭や大きな鉢に植え替えられていて、ある程度涼しい期間も慣らしてある状態なら外で管理していても枯れないと思います。

 

その他の気をつけるべきポイント

空調の風に注意しましょう。空調の風は植物に過度の乾燥を与え植物を弱らせるほか、

乾燥を好む害虫が発生してしまい植物に悪影響を与えてしまうことになりかねません。

ゴムノキを育てるコツ(お手入れ編)

ゴムノキの水やりは環境によってかなり左右されます。

毎日植物のメンテナンスしていて同じ植物でもこんなに水を吸う量が違うのかと驚きます。

明るい日差しが差し込むような環境で育てているゴムノキは土の上からたっぷりとあげます。

逆にほとんど日の光が届かないような場所で湿気が多いような環境のゴムノキは水を少なめにあげます。

暗い環境に置いてあるゴムノキに水をたくさんあげると水を吸いきれず根腐れになってしまいます。

土が長い期間湿っている状態はストレスになりますので注意が必要です。

葉の表面の白いのはカビ!?

ゴムノキを買って良く表面を見てみると白くなっていることが良くあります。

実はこれはカビでありませんので心配なさらなくても大丈夫です。

こちらは生産者さんが撒いてくれた水や液肥、薬剤が蒸発して残ったものです。

葉落ちの原因はあれかも!

ゴムノキは葉っぱが大きいため葉落ちが一枚でも大丈夫かなと心配になりますよね。

それが一枚だけではなく何枚も落ちてしまうと取り返しがつかなくなってしまうことも…

それを未然に防ぐために葉落ちの原因を把握しておきませんか?

 

1.生理現象

植物は体内で不要になったものを葉っぱに溜めて落とします。

落とす葉は太陽光が一番届きにくい下についている葉です。

こちらの場合はゴムノキや土の状況も健康体で問題が無い場合です。

 

2.  水枯れ

水枯れがかなり進行したとき、葉を落とすことがあります。

定期的に土の湿り具合をみて土が乾いたら水をあげましょう。

3. 根腐れ

ゴムノキの葉落ち原因ランキング第一位です。

土がずっと湿っている環境や鉢に水が溜まっている状況が何日も続いてしまうと根腐れが起きてしまいます。

水の量をしっかり気を付けて水が溜まっていたらすぐ流して土を乾燥させましょう。

葉落ちはしてるけど、まだ助かけられる場合はすぐ新しい土に植え替えをしてあげましょう。

 

4.病害虫

これもゴムノキの葉落ちの原因として多い物になります。気を付けてみてみましょう。

害虫

カイガラワタムシ:白いワタのようにふわふわしてますが、とても厄介な害虫です。

風通しの悪い環境を好み、植物の養分を吸って植物を弱らせ最悪の場合枯らしてしまいます。

排泄物で床や葉がべたべたにもなるので見つけた即駆除します。

ホームセンターなどに売っている、「カイガラムシ撃退スプレー」「オルチオン」が有効です。

病気

炭疽病:カビの一種である「炭措疽病菌」が引き起こす病気で茎や葉に発生します。

最初は小さな斑点ですが、次第に広がっていき最終的には葉っぱが枯れたように茶色くかれてしまいます。

斑点を見つけたら定期的に注意深く観察してみて下さい。少しでも広がっているようなら薬剤を散布して、病気の進行を防いでください。

 

5. 根詰まり

鉢の限界まで根を伸ばしてしまい、呼吸できず葉を落としています。

こちらも最悪の場合枯れてしまいます。

根が鉢の下まで伸びていたり土の上から見えたりした場合は根詰まりの可能性があります。早めに植え替えをしてあげましょう。

 

6.栄養不足

栄養が足りず極限状態になってくると葉を落とすことがあります。

判断は難しいですが、上のどれにも当てはまらず肥料をあげていない期間が高いと可能性があります。

効き始めが早い液体肥料を施肥し様子を見てあげましょう。

 

まとめ

いかがでしょうか?

観葉植物の中で有名な植物なので育てられている方が多いのではないでしょうか。

環境や葉落ちの原因をよく把握したうえで、大切に育ててあげてください。

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