こんにちは!
観葉植物レンタル業者、グリーンテック株式会社の青木です。
さて、早速ですがみなさん観葉植物を見たことはありますか?
このブログを見ているということは…まあ当然見たことありますよね~
ではではもう一つ質問を…もし、皆さんが観葉植物を買うときは何を見て選びますか?
観葉植物を熟知している方では育てやすさも考慮するかもしれませんが…
どんな人でも考えるのは何といっても見た目ですよね!
かっこいい形があったりかわいい色だったり置く場所の雰囲気に合わせたり…
自分の好きなもので合わせますよね。
さあ!ここで本題!今回は観葉植物の葉の色についての解説!
悪いところからいいところまでお教えします!
1,赤、黄、白…観葉植物の葉色を見てみよう!
さて、まずは観葉植物には様々なものがありますが
葉の色も様々です!
クロトン↑
カポック↑
フィカスティネケ(ゴムの木)↑
と、こんな感じでカラフルなものもたくさんあるんですよね!
これを見ると色つきのものはとても魅力的ですが実は罠があるんですねぇ…
2,緑以外は危険!?葉の色によるデメリット!
さて、今回の本題ですね。
植物の葉は一般的に緑色がほとんどですが
先ほど紹介したように観葉植物には様々な色があります。
単刀直入にお伝えしますが…葉の色が緑以外の植物は
はっきり言って弱い(生育が難しい)です!
それは何故か…?ここからは理由をお伝えしていこうと思います!
まず、植物の葉が緑色であるのは『葉緑体』という細胞が沢山あるからです。
この葉緑体は緑色をしておりそれがたくさん集まることで
葉は緑色に見えるわけですね。
緑色の球体が葉緑体↑
また、葉緑体にはとっても大事な役割があり、
植物に必要不可欠な光合成を行う細胞でもあります。
光合成は自分の栄養を作る大事な行程です。
光合成の役割↑
(学校でよく勉強しましたよね…)
さて、緑色の話をしたところで…
勘のいい人は気が付いたかもしれませんね。
葉の色が緑以外のものはどうなっているのか。
そう、葉緑素がないんですよ!
…といっても葉緑素の数がゼロというわけではありません。
あることにはありますが数は微々たるものです。
葉緑素が少ないとどうなるか…
それは光合成が難しくなり、光がないと枯れやすくなります。
本来数えきれないくらいの葉緑素があって生きることができるものが
色付きの葉では葉緑素が少ない量で補う必要があるため、植物の体に負担が掛かるので
単純に丈夫さが欠けてしまうことになりますね。
長くなりましたがこれが葉の色で気を付けなければいけない理由になります。
3,色つきの植物はやめた方がいいのか?
ここまで色つきの植物を全否定するかのようにお話ししてきましたが
『やめたほうがいい』と伝えているわけではありません!
正確には『置き場所をしっかり考えることが大事』ということです。
先ほど話した通り緑以外の葉には葉緑素が少ないです。
光合成が難しいということになりますが、
これは暗い場所が無理なだけで明るさが十分にあれば問題ありません。
光合成が難しくても充分に光があれば少ない葉緑素でも
体を維持する力は作れますのでとにかく明るい場所が大事!
目安としては太陽の光が当たる場所(5月~10月はカーテン越しに光を当てる)か、
ライトや蛍光灯などの明かりのすぐ近くが望ましいですね。
目安としてこれくらいの光があると良い↑
太陽の光に当てる場合は窓際に置くことになりますが
寒い冬の時期は窓から冷気が伝わるので窓から30センチ以上離すようにしましょう。
また、閉鎖的な場所でなく風通しのいいところに置くことも大事になりますね。
以上が色つきの植物の注意点です!
ということで色つきの植物のお話をざっとさせていただきました!
葉緑素や光合成など学生時代の勉強のような話でしたが
これがとても大事な話なんですよね!
葉が緑の植物よりは置き場所を選ぶ形になりますが
飾ればその場の雰囲気を盛り上げてくれる素晴らしいものです!
ぜひ、明るいところで色つきの植物を飾ってみてください!