最近では、様々な場所に置いてある観葉植物。そもそも置いている理由ってどんなことがあるのでしょう?
なんとなく癒される。
お部屋のアクセントとして。
目にやさしい。
湿度が保たれそう…等
おそらくこんなような理由があがるのではないでしょうか。その中でも今回は『なんとなく癒される』に注目して掘り下げていこうと思います。
最近ではけっこう有名になってきましたが、植物からはマイナスイオンがでています。
癒し=マイナスイオン。
この辺が多く認知されてきているのも原因の一つかとおもいます。
このページの内容
そもそもマイナスイオンってなに?
学術的には負イオン・陰イオンなどと呼ばれているようですが日本ではマイナスイオンと一般的に呼ばれています。マイナスイオンとは当たり前ですが目には見えませんが、その効果としては空気清浄やストレス軽減、リラックス効果があると実証されています。
滝や噴水の近くではマイナスイオンが多く出ているといわれています。例えば滝の近くにいると想像してみてください。その状態って日常ではあまり感じることのできないリラックスしている状態になっているんだそうです。滝って観光スポットとしても人気がありますよね。まあ、非日常的な空間も加味しているとは思いますが…、癒しの効果が得られるのも人気がある理由のひとつではないのでしょうか。
ただ、大自然にある滝とまではいきませんが植物からもマイナスイオンがでているものも多くあります。今回はその植物についてご紹介していきますね。
アレカヤシ
原産地はマダガスタル島
ヤシ科の植物で南国チックなイメージで葉の緑が明るくいきおいのある樹形が特徴の植物です。
アレカヤシは空気清浄の効果が高く、植物の大きさは高さ30㎝ぐらいのものから大きいもので10mぐらいのものまであります。ただ通常市場ででまわっているのはおおよそ2mぐらいのものですかね。大きいものはリビング等の広いスペースで小さいものはキャビネットの上などで効果が発揮できるでしょう。
日当たりの良い環境を好みほぼ水やりのみでグングンと成長していきます。ただ水をたくさん欲しがる植物ですのでこまめに土の乾きはチェックしましょう。
サンスべリア
キジカクシ科の植物で縦に長くツンツンした葉が特徴の植物です。通称『トラの尾』とも呼ばれており、その名の通り虎のしっぽに柄が似ていることからきています。
サンスベリアはマイナスイオンが多く出るとのことをひと昔前のテレビで取り上げられ有名になり、市場でもなかなか手に入らない時期もあるほどでした。
サイズとしては30㎝~50㎝ぐらいのものが多く出回っており、空気を清浄する効果もあるので空気が帯同しやすい洗面所やトイレ等に置くとその効果を十分に発揮してくれると思います。渇きにも強いのでとても育てやすい植物です。
オーガスタ
バショウ科の植物でトロピカルな雰囲気でバナナの葉に似ているのが特徴の植物です。
葉がとても大きいので、他の植物に比べて特に加湿に優れています。乾燥しやすい冬場のリビング等には最適です。ただ葉自体は外傷にとても弱いので(葉にヒビが入りやすい)あまり人の触れないところにおいてあげましょう。サイズはは30㎝~2mぐらいまでが多く流通していますので、置く場所にあった大きさを考えて選びましょう。
マッサンゲアナ
ドラセナ科の植物で、葉は2色のコントラストが綺麗でスタイリッシュな樹形が特徴の植物です。別名『幸福の木』とも呼ばれていることでも知られていますよね。
サンスベリア同様マイナスイオンを多く出してくくれますし、粘膜などの炎症を抑える効果もある植物です。サイズは30㎝~2mぐらいのものが一般的で、植物全般にある目にやさしいという特徴も相まって設置場所はテレビの横やデスク上あたりが最適ですね。
ただ、寒さにはすごく弱い植物ですんで、10℃を切らない場所で育ててください。
ポトス
イモ科の植物で説明するまでもないくらいメジャーな植物ひとつではないでしょうか。
ポトスは空気清浄とリラックス効果が高く、サイズは20㎝~2mぐらいが一般的で設置場所は寝室が最適ですね。リラックス効果でいつもより眠りが深くなりそうですね。
生命力も強いので繁殖にも優れています。挿し木という方法も用いるのですが簡単に説明しますと、新芽を切って水を張ったコップに挿しておく。そして根がでてきたら鉢に植え替える。この方法を繰り返していけばどんどん増やしていけます。ただ、朝起きるのが苦手な方にはお勧めできませんが…。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
悲しいかな今の世の中ってストレスとの戦いですよね。
自分がリラックスできる場所をつくるってとても大事なことだと思います。この記事をとおして少しでも皆さんの助力になれたら幸いです。癒しを求めている方はこちらへどうぞ。