樹形がとても似ているオーガスタとストレチア。一見、パっと見では違いのわからない方も多いのではないでしょうか。
どちらもトロピカルな雰囲気のある植物ですが、注意深く見ていくと若干違うんですよね。
簡単な見分け方法としては、葉の大きさで見るのが一番わかりやすいです。
葉が大きいのがオーガスタ、葉が細長いのがストレチア、最初はこんな風に意識して見てみるとその違いに気が付くと思います。
そうはいってもすごく似ている植物ですので、選ぶときは見た目の雰囲気を重視している方が多いと思います。
ただ、今回は『どう育てて楽しんでいきたいか』という視点に重点をおいてこの2種類の植物を紹介していこうと思います。
それぞれのお手入れ方法もお教えしますので、自分にあったものを見つけてくださいね。
このページの内容
オーガスタの特徴
バショウ科、ストレチア属の植物で葉が大きくバナナの葉によく似ていて成長しているものは
緑が濃いのが特徴の植物です。
原産地はアフリカ大陸のマダガスカルです。現地で自生しているものは高さが10mぐらいに
なっているのもあるそうですよ。
花言葉は『輝かしい未来』『あたたかい心』で置いておくだけでも前向きになれそうな
気がしますし、トロピカルなイメージもあいまってとても人気のある植物です。
また、マイナスイオンが多くでることでも知られており、リラックス効果や安眠作用もありますし
葉が大きいことから（葉に水分を含んでいる）湿度を保ち加湿器代わりにもなる植物です。
風水においても気の流れをよくする効果があるといわれていて、さらに金運アップや
厄除け効果などもあるそうです。
さらに詳しい育て方はこちら
ストレチアの特徴
ゴクラクチョウカ科、ゴクラクチョウカ属の植物で、観葉植物では珍しくオレンジ色の花が
咲くのが特徴で、その花がニューギニアに生息している極楽鳥（ゴクラクチョウ）のトサカに
似ていることから、和名ではゴクラクチョウカとも呼ばれたりしています。
この花は切り花でも使われることが多く、高値で取引されています。オーガスタも花を咲かせますが、
色は白っぽくそこまで華やかさはないです。
原産地はアフリカ大陸で高温多湿を好む植物ですが、オーガスタに比べると耐寒性もあります。
花言葉は『気取った恋』『恋する伊達者』
風水的にはオーガスタ同様、お金にまつわり出費を防ぐ効果があるようです。さらに東北の方角に
むけて置いておくと家庭運がアップするそうです。
それぞれのお手入れ方法
まずはオーガスタです。
原産はアフリカ大陸なので太陽の光は大好きです。薄暗くなるところよりは明るいリビングなど
比較的広いスペースにおくと良いでしょう。またオーガスタは成長していくと上と横に広がって
いき、葉先に触れると割れてきますので設置場所のスペースは十分確保してあげてください。
水やりは土に表面が乾いたら鉢底から水が出るぐらいたっぷりと与えてください。オーガスタは
根腐れを起こすとみるみると状態が悪くなっていきますので土が乾いていないときは、水やりは
控えましょう。また、給水後に鉢底に水が溜まっている時も根腐れの原因となるので気をつけて
ください。
あと葉水も定期的に与えてください。簡単に説明すると葉の表面に霧吹きをすることです。害虫予防にも
なりますので、3日に1回ぐらいの頻度で行いましょう。
次にストレチアです。
基本的なお手入れ方法はオーガスタと一緒です。ただ、オーガスタに比べると葉が肉厚な分
葉の中により多く水分を含んでいますので水やり回数は少なくて済みます。葉数は多いので
先が下に向いてしまっている古葉は新芽の成長の妨げになるので付け根から剪定しましょう。
結論
【緑を楽しみたい方はオーガスタ、色（花）を楽しみたい方はストレチア】でいかがでしょうか。
双方とも癒し効果は抜群ですし、置く場所の雰囲気に馴染みそうな観点で選んでも面白いんじゃ
ないでしょうか。ただ、植物を置くと日常の一部になるんで無理なく管理できるものを選んでくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。見た目はよく似ていても細かく調べてみると違いがみえてきますよね。この記事が皆さんの園芸ライフのご助力になれたら幸いです。