一見”レゴブロック”と見間違えるようなフォルムですが、実は違うんです。「レンガ」と「ブロック」をかけてレンブロック(REN BLOCK)重さは135gと軽量で、耐荷重は300キロと丈夫。しかも組み合わせも自由自在。
雑貨や家具、お子様用の玩具、オシャレな鉢カバーや花壇の役割にもなるレンガ調のインテリア用品なんです。更に素材は、植物性物質で環境にも優しい優れもの。
手に持った瞬間、優しい色合いとほのかに感じる木の香りが、植物との相性が良く、弊社では植物と一緒にご提案をしています。
今回は、ちょっと変わったモノシリーズ第1弾、レンブロックを紹介させていただきます。植物を普段から愛でている皆様に記事を読んで、ワクワクしてもらえたら嬉しいです。
このページの内容
誰が作ってるの?
このレンブロック、千葉県千葉市花見川区でプラスチック商品企画・製図・整形をしている、吉山プラスチック工業株式会社で製造されています。レンブロック以外にも、環境に優しい自然素材を用いて、様々なバイオプラスチック商品を展開されています。
YPC(ワイピシ)http://ypc.ecnet.jp/
バリエーション豊かなサイズと優しい色合い
色は全部で9色
ブラウン、ベージュ、グレー、ワインレッド、ブラック、ホワイト、赤レンガ、レンガ、ベンガラ…こちらが展開されている基本色の9色になります。
ただレンブロックカーブ、ミニレンブロック、キッズ用レンブロックというカテゴリもあり、それぞれ展開している色は異なります。ですが、条件はありますが基本色の9色以外にもオリジナルカラーも作ることもできるんです。(※要事前相談)
3つの形とサイズ
スタンダードなレンブロックのサイズはお子様が握りやすいサイズで軽いので安心して遊べます
スタンダードな”レンブロック”少し曲線になっている”レンブロックカーブ”ミニタイプの”レンブロック1/5”と3つあります。
更にハーフサイズや、凸部分が無いカバータイプ、少し柔らかいレンブロックなどもあり、組み合わせは自由自在です!自分の中にあるイマジネーション次第で、このレンブロックは色々な物に変身できます。
スタンダードなレンブロックにはキッズ用の柔らかいタイプ”レンブロックソフト”もあり、お子様が安心して遊べるように作られています。少し力を入れて握ると、グニャっと湾曲する柔らかさで、レンブロックを落としたり、ぶつけたりして欠けたり、破片が飛んで怪我をしたりなどそのような心配はありません。更に少し汚れても水洗いもOKなので、片付けも簡単です。
また、エクステリア用の頑丈なレンブロックもありますので、ガーデニングなどに最適です。玄関先のちょっとした空間やバルコニーにレンブロックを使って花壇を置くことも可能です。
YPCさんのところには10年ほど雨ざらしで置いてあるレンブロックがありますが、丁度いい感じに色が少し抜けて、自然の優しい風合いを醸し出していました。
”サステナブル”なレンブロック
最近皆さんも聞いたことがあるかもしれないワードの1つ。サステナブル(Sustainable)、サステナビリティ(Sustainability)
Sustainableは、sustain(持続する)とable(〜できる)からなる言葉。「持続可能な」という意味があり、「人間・社会・地球環境の持続可能な発展」を意味します。
近年は、地球に暮らす生き物たちみんなが、環境を大切にしながら、よりよい暮らしをしていくために、地球環境の持続可能性意味や概念として一般的に用いられるようになりました。
このレンブロックには約60%が植物性物質が使われており、”間伐材の杉の皮”と”リサイクル素材”を使用しています。樹皮を圧縮し、バイオプラスチックと融合することでレンブロックは誕生します。
間伐は森林の成長を手助けするために、日当たりが確保できるように木を伐採する大切な作業です。この「間伐」により出る木材を再利用して、国内生産をすることで、自然環境の保護にもつながっています。
まとめ
いかがでしょうか?弊社では主に植物と一緒にレンブロックを使用していますが、使い方は自由自在です。使う人の想像力次第でいろんなモノに変身します!
国連が掲げる持続可能な目標(SDGs)の12番目には「つくる責任、つかう責任」と記載されています。世の中にはたくさんのモノが溢れていますが、私達、消費者は日々の生活の中で買い物をし、それを消費して拡散し、影響を与えることができます。
1つのモノでいろんな使い方ができるレンブロックを使うことで、環境保全や配慮といった概念で、私達ができる身近なアクションの1つではないでしょうか。植物をワクワクしながら愛でて、植物をというフィルターを通して、社会貢献できたらまた違う世界が見えてくるかもしれませんね。