皆さん、観葉植物の植え替えってやってますか?お部屋の雰囲気を良くしたいと思い買った植物は水やりだけをしてたら元気に育つと思っていませんか?もちろん育てることにおいて水やりはとても重要ですが、長い間成長を楽しみたい方ならほかにしておいたほうが良いことがあります。
ズバリ「植え替え」です!植物は適度に植え替えすることにより、より元気に成長し続けてくれます。今回はこの「植え替え」についてご紹介していきたいと思います。土いじりが苦手な方にもわかりやすくご説明していきすので、是非最後までお付き合いください。それではいってみましょう!
このページの内容
なんで植え替えってしなきゃダメなの?
観葉植物を長く楽しむためには植え替えは必要な作業です。理由はいくつかあるのですが、まず一つは長い期間が経つと植物の成長に欠かすことのできない土の養分がなくなってしまうからです。肥料などを与えて多少は補うことはできますが、あくまでもそれは一時的なものです。土本来の養分が不足すると徒長を起こしたり葉の変色につながってしまいます。
次に根詰まりです。植物の成長に伴って土の中にある根も伸びて成長していきます。その時に鉢が小さいと根も自由に伸びることが出来ずに鉢のなかで戸愚呂を巻くように伸びてしまい根が窮屈になり生育に支障をきたしてしまいます。このようなことからもわかるように1~2年ぐらい経った植物は植え替えが必要となってきます。
植え替えに適した時期は?
植え替え時期は一般的に5月~7月ぐらいに行うのが良いでしょう。観葉植物は春から夏にかけて最も成長する生育期をむかえます。その生育期に土の養分が不足していたり根詰まりを起こしている状態だと、おもうように成長してくれません。ですので生育期の前の春先に行うのが良いでしょう。逆に秋以降になると根が休眠状態になるので根に刺激を与えるのは控えましょう。
鉢の選び方
次に鉢の選び方です。前述にも記載しましたが植え替えは根詰まり防止の観点で行うので、現在使っている鉢より一回り大きい鉢を選ぶようにしましょう。またこれ以上鉢を大きくしたくない方は株分けをして鉢を2つ以上にして根が伸びやすい環境を作ってあげましょう。
植え替えに使う土はどうゆうのがいいの?
植え替えで使用する土は今まで入っていた土は使わずにホームセンターなどで売っている培養土や軽石を使います。植え替えは土の養分が不足しても行う作業となるので、養分の不足している土は使わないでください。
植え替えの作業手順
まずは鉢から取り出しましょう。
根が鉢底から出ている場合は事前に切っておきましょう。
植物をもって鉢をトントンと叩くと取りやすいです。
鉢から抜いたらついている土をほぐしつつ根に鉢底の根を三分の一程度切り戻しましょう。
その後は新しい鉢に水はけを良くするために軽石をいれて培養土をいれます。そのあとは根をほぐした植物を鉢の中心になるように入れてその隙間にまた培養土を入れていきます。隙間に入れた後はつき棒でグリグリして土が隙間に入っていくようにしてください。
この作業を繰り返すことのより、土が締まって安定し自立します。(この作業を怠るとすぐに傾いちゃいます。)最後に鉢下から染み出るぐらいの量を給水します。
植え替え後の管理は?
植え替え後は直射日光の当たらない風通しの良い場所に置いてあげましょう。また、植え替え直後は肥料は与えないでください。植え替え直後の植物は根をいじっているので正常の状態ではありません。とゆうか弱っています。人間でいうと退院直後に焼肉屋に行ってお腹いっぱい食べることってしませんよね。ですので植物も養生させてあげることが大事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は植え替えについてご紹介しました。植物の植え替えってけっこう手間な作業なんですが、たまに土をいじると心も癒される感じになるのは私だけでしょうか…。この記事が皆さんの園芸ライフのご助力になれたら幸いです。