新型コロナウィルスの猛威で多くの方が自宅で過ごす時間が増えたと思います。
この時間を使い部屋の掃除をしたり簡単なリフォームをしたりと様々に時間を使ったと
思いますが、園芸関連にも興味を持った方も少なくないのではないでしょうか。
そこで、今回は園芸の趣味も生かしながら、もうすぐ来る夏の暑さ対策にもいかせる
緑のカーテン造りについて記事をアップします。
園芸好きな方なら緑のカーテンと聞いてピンとくる方もいると思いますが、簡単に説明すると
植物を使って日陰をつくることにより室内温度を下げたり、省エネ効果があったり、また
緑のカーテンでつかう植物は収穫できるものも多く存在します。
趣味を生かして、省エネ効果も得られ収穫もできるとは、まさに一石三鳥ですよ!
今回はそんなに手間がかからず収穫が期待できるものを3つご紹介してきます。
このページの内容
おすすめ植物
ゴーヤ
まずは定番のゴーヤですね。ちょっと苦みのあるものですが、この苦みがたまらない方も少なくないのではないでしょうか。ウリ科の植物で沖縄の郷土料理ゴーヤチャンプルーが有名ですよね。夏バテ防止の効果もあり6月ぐらいからはスーパーマーケットでもよく見かけるのではないでしょうか。ちなみに5/8はゴーヤの日なんだそうです。
パッションフルーツ
トケイソウ科の植物で咲く花が時計に似ている特徴がある植物で原産国はブラジルです。丸い形状で中身の小さな種とそれを覆っているゼリー状のものを食べることができます。もちろんそれだけでも食べれますがおすすめとしてはけっこう酸味が強いので果汁を絞って水とガムシロップで割ってみると美味しくいただけますよ。
ミニカボチャ
ウリ科の植物で中央アメリカが原産地です。手のひらサイズなので調理もしやすいのが特徴でレンジでチンするだけでも美味しく食べれます。カボチャは野菜の中でもビタミンや鉄分を多く摂取できる栄養価の高い野菜ですし、ハロウィン用として使っても面白いのではないでしょうか。
準備するもの
ネット プランター 土 スコップ 軽石
まずはネットです。イメージとしてサッカーゴールについてる網みたいなものですね。一から作るとなるとなかなかの作業となるので、ホームセンター等で販売している専用キッドがあるのでそちらを購入するのをお勧めします。サイズごとでありますし、説明書どおりに行えば簡単に組みあがるので初心者の方でしたらこちらが良いかと思います。ネットの取り付け方法ですが緩くなると風に煽られツルが巻きこみずらくなるので、ピンと張るようにしてください。
次にプランター選びですが、高さのあるものを選ぶようにしましょう。ツル性の植物は根の伸び具合が重要になってきますので、できるだけ深めのプランターを選びましょう。40~60ℓの土が入るぐらいのがおすすめですよ。
土は基本的には花苗用土で充分に育ちますが、この時期はゴーヤ専用の土も販売されていますのでこだわりたいのであればそちらでも良いでしょう。軽石はプランターの底に2㎝ぐらいを目安に敷き詰めて、そのうえにふちから5㎝ぐらいまで土をいれ、苗をプランター中心に1ポットだけ入れてください。そして取り付けたネットの中央付近にプランターをおいたら準備オッケーです。
育て方
緑のカーテンを育てるうえで、最も大事なことは水やりです。初夏の日差しはすごく強いのでプランターの底から水が出るぐらいの量を1日1回あたえてください。朝の早い時間か夕方のどちらかの涼しい時間に行うようにしてあげましょう。土の乾き具合をみて必要であれば1日2回あげて、肥料は2週間に1回程度与えてください。
ツルが伸びてきたらある程度伸びるまでネットに軽く紐で固定して、巻き付きやすいように誘導してあげてください。そのあとは自然に巻き付いていきます。最初は中心のツルが伸びていきますが、このままにしておくとこのツルだけが間延びしてしまい、縦長に張り付くだけになりますので中心のツルの下の左右に髭のようなツルがでてきてたら中央のツルは切ってください。
そうすることにより髭の部分に養分がいくようになり、それが伸びて全体的に生い茂っていきます。
1か月ぐらい経過すると開花しハチがきて受粉となります。
実をつけるには受粉は必須となりますので、くれぐれもハチには気を付けてください。
収穫
そしていよいよ収穫です。開花後2~3週間程度で次々と実をつけていきます。収穫しないでそのままにしておくと株が弱ってしまうので適時に収穫していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事が皆さんの園芸ライフのご助力になれたら幸いです。