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ポピュラーだけど奥深いポトス
みなさんこんにちは
今回はタイトルの通り、ポピュラーだけど奥深い観葉植物 ポトスと題しまして、
みんな大好きポトスをご紹介したいと思います。
観葉植物を好きな人だったら1度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?
ホームセンターの園芸コーナーや某100円ショップでも置いてあったりしますよね。
そんなポトスですが、意外と育てるのが難しいとお客様からご相談を受けたりします。
なので今回はポトスの知識と育て方のコツを細かくご紹介したいと思います。
育て方さえ覚えてしまえばホントに簡単な観葉植物です。
ぜひ最後までお付き合いください。
まずはポトスについて語ろう
ポトスのプロフィール
サトイモ科エピプレムヌ属の観葉植物のです。
原産地は亜熱帯やソロモン諸島、東南アジアなどの温かく湿気の多い地域に自生している植物なんです。
実は沖縄にもいつか渡来したものが自生していて、野生のポトスの葉っぱの大きさは大きいモノで約1mほどになったりするんです。
特徴的にはつる性の着生植物で高い樹木や岩に着生して上に上に伸びます。
そしてジャングルの中で日光を浴びるために他の植物より高所を奪う生命力の強い観葉植物なんです。
そのため家の中でも育てやすい観葉植物といえるでしょう。
仕立て方
ハンギング仕立て
ホームセンターでよく見る鉢に入っている仕立て。
ハンギングにつけて壁などに垂らしておくとオシャレで部屋に飾ると可愛いです。ぜひやってみてください!
ヘゴ仕立て
ヘゴ棒につるを這わせた仕立て。ヘゴにも根が張っているため、ヘゴ部分にも葉水してあげると元気になります。
タワー(リング)仕立て
支柱につるを這わせた仕立て。
ポトスの品種
ポトスは園芸用品種が多くあり、
・葉っぱすべてが緑のパーフェクトグリーン・ポトス
・爽やかなライム色が人気のライムポトス
・斑入りポトスの中でもマーブル色が特徴的なポトス・マーブルクイーン
・斑入りポトスの中でも人気が高いのエンジョイ・ポトス
・葉っぱが巻葉になっている珍しい新種のポトス、ポトス テルノ シャングリラ などなど
年々新種の園芸用のポトスが生まれています。ぜひ、奥深い世界なので自分好みのポトスを見つけてみてはいかがでしょうか。
ポトスを元気に育てるコツ(環境編)
室内で育てる場合
ポトスは直射日光が当たる環境で育てるよりも、
レースカーテン越しの明るい環境や明るい室内で育てる方が適している観葉植物といえます。
耐陰性はありますが、真っ暗な部屋に置いてしまうと葉が茶色や黄色に変色し元気がなくなってしまいます。
ある程度明かりがある場所で育ててあげましょう。
屋外で育てる場合
直射日光が当たる場所だと低温やけどで葉焼けしてしまいます。
外に置く場合は、日陰で日光が強く当たらない場所がおすすめです。
10℃を下回る気温の場合凍傷になってしまうことがあるので、室内に入れてあげるなど対策してあげると長持ちします。
他の注意点
エアコンなどの空調が直接当たる場所に置いてしまうと過度の乾燥で枯れてしまいます。
注意して置き場所を考えてあげると長持ちします。
ポトスを元気に育てるコツ(お手入れ編)
みずやり
コツは、土が乾いたら水をたっぷりあげましょう。
水不足になると葉っぱにしわが増えてきます。
さら時間が経つとだらんと葉っぱが垂れ、見るからに元気がない状態になります。
逆に水をあげ過ぎると『根腐れ』になってしまいます。根腐れの症状としては黄色い葉っぱが何枚も出てきたら疑いましょう。
根腐れの恐れがある場合は、一度土を乾かして乾燥させてから水やりをしましょう。
置いている環境によって水やりの量や頻度が大きく変わります。場所に合った水やりをしましょう。
剪定
ポトスは成長が早くどんどん伸びます。
新芽が上に伸びると不要になった下の葉っぱを落としてしまいます。
これはつる植物の本能であり、より日光の高い場所の方が多く光合成ができ、下に葉っぱがあることで無駄にエネルギーを使ってしまうためです。
ハンギング仕立ての場合は伸ばしていても可愛いですが、リング(タワー)仕立てやヘゴ仕立ての場合は伸びた新芽をざっくり切った方が長持ちします。
水差し
ポトスは切った新芽の切り口を水につけておくことで、増やす事が出来ます。
詳しくはこちらの記事に書かせていただきました。
簡単にできますので、気になる方は試してみてください!!
よくあるトラブル
ワタムシ
埃のような白い物体が葉っぱに複数ついているときワタムシの恐れがあります。
ワタムシは植物のエネルギーを吸うだけではなく、絨毯や床に排泄物を落としベタベタにする厄介な害虫です。
対処法
1.水で植物全体を洗い流しタオルでふいてあげましょう。絨毯や壁にもついている場合はそちらもきれいにふき取ってあげます。
2.ホームセンターで売られている薬剤「オルチオン」や「マシンオイル乳剤」を水と割って、全体にスプレーします。
※オルチオンは匂いがあるため、使用する場合は薄めて使います。
なるべく週に2,3回してあげると葉水をしてあげると防虫防除にもなるのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポトスは育てるのが難しいと思われがちですが、育てられる環境や水の量、
剪定などのやり方を知ってしまえば、誰でも育てられます。
ポトスはハンギングで壁掛けにしても、ビンに新芽を挿してもオシャレに育てられます。
育て方はいろいろありますので、ぜひおうちで試してみてはいかがでしょうか?