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ボタニカル柄のモンステラ
みなさんこんにちは!
今回はボタニカル柄のモンステラをご紹介したいと思います。
モンステラといえばハワイアンや南国のモチーフとしてよく葉っぱが使われていますよね。
そして、なんといってもハサミで切ったような葉っぱが可愛いですよね。
そんなモンステラですが、100円ショップで買って家で育てていたのですが、
葉っぱが黄色くなってきてしまって…とお悩みご相談を何度か受けたことがあります。
そこで今回は、モンステラの育て方を『環境編』と『お手入れ編』に分けてご紹介したいと思います。
なるべくわかりやすくご紹介したいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
まずはモンステラについて語ろう
モンステラはフィロデンドロン属サトイモ科のつる性の植物です。
原産地は熱帯アメリカに分布しています。野生のモンステラは年々減少してきているそうです。
モンステラといえば写真のようなものを想像する方がほとんどだと思いますが、
実は約20から40品種ほどあるとされているみたいです。
そしてモンステラの名前の由来はラテン語でmonstrum(モンストルム)といい、
意味としては奇怪や異常の意味があるそうです。
これ不気味な意味ではなく葉っぱの形が不思議なところからつけられたみたいです。
ハワイでモチーフに使われる理由
そういえばどうしてハワイアンのモチーフとしてモンステラの葉っぱが使わているのでしょうか?
モンステラは成長する過程で穴が開き、密林のなかで
モンステラの葉っぱの穴から射す太陽の光を『希望の光を導く』として縁起のいいものとして言い伝えられてきました。
そして今でも魔よけのような存在となっています。
かわいい葉っぱのデザインですが、素敵な意味があってさらに愛着が湧いてきますね。
モンステラを元気に育てるコツ(環境編)
室内で育てる場合
モンステラの好きな環境は『半日蔭』などのレースカーテン越しで日光が直接当たらない明るい環境です。
もともとは熱帯の密林の環境で自生している植物なので、耐陰性があり多少日光が少ない環境でも生育します。
しかし、1日中日光に当たらないと弱ってしまい葉が黄色くなったり、垂れてきたりするので注意です。
屋外で育てる場合
強い日光の光を浴び続けてしまうと『葉焼け』してしまいます。
どうしても外に置きたい場合は、
あまり光があたらない環境で育ててあげるか100円ショップにも売られている遮光ネットを使ってあげましょう。
暑さには強い植物ですが、寒さには弱く耐寒性がありません。
気温が15℃を下回るようなら室内に移動してあげると良いでしょう。
その他の気を付けるポイント
室内に置く場合、エアコンの位置にも気をつけておいてあげましょう。
空調が直接当たってしまうと、過度の渇きで枯れてしまう恐れがあります。
元気に育てるコツ(お手入れ編)
水やりのコツ
モンステラは基本的に水が大好きな植物です。
明るい環境で生育している場合は土が白く乾いたらたっぷりあげましょう。
『水枯れ』の場合は艶がなくなり触ってみるとしわが感じ取れます。
水枯れの対応
バケツに水をたっぷり溜めて、鉢ごとバケツにつけてあげましょう!
※根から水を吸わせてあげることで回復が早くなります。
日の当たらない暗い環境の場合だとあまり水を吸いません。
逆にたくさん水を与えすぎてしまうと
『根腐れ』し、全体的に葉っぱが黄色く元気がなくなってしまいます。
置いている環境にあった水の量をあげ、乾いたらあげるをしっかり守りましょう。
葉水
つる性のモンステラは空気中の水分を吸収するため気根を幹から出します。
そのためモンステラの気根葉っぱに霧吹きしてあげることによって元気になります。
また、葉水のメリットとして埃がつきにくくなることや「ハダニ」「カイガラムシ」のような害虫の防虫にもなりますので、
週に3回くらいの間隔でも葉水してあげることをお勧めします。
葉っぱによく水滴がついているのですが状態が悪いですか?
答えとしてはこの水滴が出るということは植物が健康な証拠です。
この現象は葉からの蒸散が少ない夜や早朝に起こります。
朝露はこの現象です。根からたくさん水を吸いあげるが、天気や気温の影響で蒸散しきれないとき水孔という
植物器官から水を出して調整します。
黄色い葉っぱが出来た場合
黄色くなる理由としてはひとつに限定できません。
➀健康
植物は正常な状態でも葉っぱを黄色くします。
これは成長の過程でいらなくなった葉っぱを落として新芽に栄養を行き届くように古い葉っぱを落すためです。
②根腐れ
先ほど水やりのコツで少し触れましたが、水がたまった状態が何日か続くと植物が呼吸できず
緊急信号として葉を黄色くします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
家に飾るだけでオシャレに生えるモンステラですが、
素敵なハワイの言い伝えや花言葉を知っているだけでさらに愛着が持てそうです。
また水孔があり育てるのがより簡単な植物の一種ではないでしょうか。
環境に合った水やりを心掛けて大事に育てましょう!!