おうち時間が増えた今だからこそ植物を上手に飾る方が増えてきてますよね。ただ、「そんなセンス良く飾れないよ」と感じているあなた!今回はそんな方に最適な植物をご紹介したいと思います。(個人の感想です。笑)
ドラセナ・コンシンネという植物を知っていますか?スっとしていてとてもスタイリッシュな樹形をしている植物です。葉が適度についているので圧迫感も出ず、どこにでもマッチする植物の一つです。サイズも大きいものから小さいものまであり、その場所に適したコンシンネを選ぶことができます。けっこう丈夫で育てやすいことから大きさを問わず人気がある植物です。今回はこのドラセナ・コンシンネについてご紹介していこうと思います。それではいってみましょう!
このページの内容
特徴
リュウゼツラン科 ドラセナ属
原産地 熱帯アジア・アフリカ
花言葉 「真実」
ドラセナ・コンシンネは別名、真実の木と呼ばれています。またドラセナ・マルギナータとも呼ばれることもあり、なんだか美味しそうな感じのするネーミングですよね。
コンシンネには様々な種類があり、大まかに説明すると葉にはストライプの模様が入っておりその柄が赤系か白系で異なっているので見た目でも分かりやすく区別できます。赤系はコンシンネレインボー、白系はコンシンネホワイボリーと呼ばれており設置する場所の雰囲気に応じて選んでみるとよいでしょう。
育て方
ドラセナ・コンシンネは明るい場所を好む植物なので、できるだけ明るく風通しの良い場所で管理してあげましょう。ただ、風通しの良い場所といってもエアコンが直接当たるような場所は控えてください。エアコンの風は乾燥しています。植物は一般的に乾燥している状態が続くと病気になりやすくなります。
生育期となる5月~8月にかけては液状の肥料を与えてあげると元気に成長してくれます。土の栄養分が不足したり長期間にわたり環境があわない場所においてあると葉先が茶色に変色してしまうことがあります。もし変色してしまったときは剪定ハサミをつかって切り取りましょう。
コンシンネは日光が好きですので気温が10℃以上あるようならば屋外において日光浴させてあげるとよいでしょう。ただ直射日光が長時間あたるような場所は控えてください。特に要注意なのは夏です。日差しがとても強く室内の窓越しでも葉焼けしてしまうことがあるので、室内でも夏の直射日光があたる場所ではカーテン等をうまくつかい日差しを遮るように心がけてください。
水やり
夏場の水やり
夏は生育期になりますので、土が乾いているのを確認したら水をたっぷり与えてください。生育期の基準は温度が20℃以上ある状態です。鉢底から水がしみ出るぐらい与えて、鉢底にたまった水は根腐れの原因となるので捨てるようにしましょう。
冬場の水やり
冬場は根が休眠状態となりほとんど水を吸い上げなくなります。水やりは土の渇きを確認してから2.3日後に表面を湿らす程度で与えてください。また、空気が乾燥しているのでこまめに切るふきを使って葉水をするようにしましょう。コンシンネは寒さに弱い植物なので10℃を下回るような場所はさけて設置するようにしてください。
気をつけたい病気
ドラセナ・コンシンネは葉の乾燥状態が長く続くと害虫がついてしまうことがあります。一番付きやすいのはハダニと呼ばれる害虫でダニの一種です。このハダニは葉の裏について葉の色素を吸い取り変色させてしまい、光合成する力を妨げ枯らしてしまう害虫です。対処法をしましては「こまめに霧吹きする」これに尽きると思います。発生の原因は乾燥ですのでこまめに葉水を与えることで害虫予防をなります。もし発生してしまった場合は、水シャワーをつかって全体を洗い流してください。葉を触ってみて葉裏がザラザラしていたらハダニの症状かもしれないので時折チェックいてみてください。
一口メモ
日光浴が好きなドラセナ・コンシンネあるあるなんですが、一定の場所に数か月置きっぱなしにして管理していると太陽(光)に向かって枝が伸びすぎてしまいバランスが悪くなったりします。ですので予防としては水やりのタイミングで鉢をクルクルと180℃回転させてあげると光を浴びる場所が偏らなくなり生育しても樹形を均等に保つことができますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ドラセナ・コンシンネは風水的にも運気をあげる陽の気があるといわれており、玄関に置くと悪い気の侵入を防いでくれるそうです。時折日光浴をさせてあげながら玄関に置くのが最適かもしれませんね。あと気温にも気を付けてくださいね。この記事がみなさんの園芸ライフのご助力となれたら幸いです。