みなさんこんにちは!
今回はドラセナ属の観葉植物、ドラセナ・ジェレについてご紹介したいと思います。
そもそも、ドラセナ・ジェレと呼ばれる観葉植物はご存じでしょうか?
ホームセンターなどではまだまだ取り扱いが少なく、見る機会が少ないかもしません。
しかし、水はあまり吸わないため給水頻度も少なく、水やりを忘れがちな人には好まれやすい植物だと思います。
今回はそんなドラセナジェレを『環境編』と『お手入れ編』に分けてご紹介したいと思います。
なるべく分かりやすくご紹介しますので最後までご覧ください。
このページの内容
まずはドラセナジェレについて語ろう
ドラセナジェレのプロフィール
科 | リュウゼツラン科 |
属 | ドラセナ属 |
原産国 | 熱帯アジア |
花言葉 | 幸福 |
耐陰性 | 若干あり |
耐寒性 | 無 |
そもそもホームセンターでよく見る”ドラセナ”実際ドラセナ種があるのかご存じでしょうか??
おおよそ50種類といわれていますが、毎年植物のドラセナの種類も増え続けています。
今回ご紹介するジェレもその中に一つに品種です。
原産地はおもに熱帯アジアです。
熱帯アジアに生育していることから温暖な気候を好みます。
そしてドラセナジェレは園芸用の品種で”青年の木”ユッカと”幸福の木”でお馴染みのマッサンゲアナを掛け合わせてできた植物らしいですね。
ユッカもマッサンゲアナも生命力の強い観葉植物ですので、それらを掛け合わせたジェレも相当強い観葉植物といえます。
元気に育てるコツ『環境編』
室内で育てる場合
ドラセナジェレを育てるおすすめの環境は直射日光の当たらない半日蔭の環境です。
直射日光が葉っぱに当たってしまうと葉焼けに伴い茶色く変色してしまいます。
人間でいう火傷と似た症状です。できるだけ、直射日光が当たらない環境でかつ明るい場所で育ててあげましょう。
暗所
他のサイトではドラセナジェレは暗所耐性がありません。と記載しているところが多いようですが、
実際は暗所でも育てる事は可能です。
ただし、長い時間暗い環境に置いているとやっぱり茶色い葉っぱがちらほら出たり、成長に支障が出てしまうことも…
1種間に2.3回は明るい環境に移動してあげるなど対応してあげると長持ちすると思います。
屋外で育てる場合
屋外で育てられる時期は春から秋ごろ中旬までです。
ドラセナジェレは寒さに対して耐寒性は持っていないので、気温が低い時期は室内に移動してあげることがポイントです。
また、直射日光ですぐ葉焼けを起こしてしまうのでできるだけ日陰に置いてあげると良いと思います。
その他の注意点
エアコンの空調が直接当たる場所では過度な乾燥により植物が枯れてしまいます。
エアコンを作動する時期には配置を移動してあげるなどして直接当たることを避けてあげましょう。
お部屋の配置
ドラセナジェレは樹形が細身であり横に広がらない樹形であるため、比較的どこにでも置きやすいとです。
また葉っぱも細長く色合いも濃い緑色なのでクール系やシンプルな色合いのお部屋にマッチすると思います。
元気に育てるコツ『お手入れ編』
みずやり
ドラセナジェレに水やりをするときは土の中までしっかり乾いたら水やりをします。
土のうえから給水し、鉢底から染み出した水は溜めておかず流してあげましょう。
気温が熱い時期は水やりの頻度も上がりますが、基本的な水やり方法は変わりません。
逆に暗い環境や気温が低い環境だと水やり頻度が少なくなります。
乾ききっていない状態で水やりをしてしまうと、空気が吸えず根腐れの状態になります。
根腐れの症状は幹が柔らかくなり付いている葉っぱが茶色く変色し最終的には枯れてしまいます。
ドラセナジェレはどちらかというと根腐れしやすい植物ですので、乾いたらあげて染み出した水は流してあげることを徹底してあげましょう。
肥料
肥料を与える場合は5から8月の生長期に化成の置き肥を与えましょう。
量は多すぎると肥料やけしまうので袋に記載している量を守りましょう。
肥料選びの基準としては葉っぱの艶を出す窒素と根に栄養を与えるカリがあるものを与えます。
害虫:ワタムシ
ワタムシはかなり繁殖能力の高い害虫です。
はじめは白いゴミがついているかなと思いますが、それを放置し続けると新芽がワタムシに蝕まれ真っ白に
なってしまいます。
こちらは植物が枯れてしまうほか、絨毯や床にも付着してしまい汚れてしまうことも…
見つけたら早急に対処が必要でしょう。
対応
1.水で洗い流しましょう。
外でシャワーで葉っぱや幹、鉢など全体的に洗い流します。大量についている場合は重点的に洗い流しましょう。
2.タオルで葉っぱの水滴をふき取ります。ハダニやワタムシが付着していたら残らないようにきれいにふき取りましょう。
置いてあった床や壁、鉢にもついている可能性があるので注意してふき取ります。
3.ホームセンターに売っている『オルチオン』や『マシンオイル』などワタムシ駆除の薬剤を全体的に吹きかけます。
一回では全滅しきれない可能性がありますので、薬は何日か継続してます。
※『オルチオン』は効き目はありますが、匂いが強いので様子を見ながら使用します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ドラセナジェレはまだまだ一般には普及していませんが室内では比較的水やりの頻度も少なく、
育てやすい観葉植物だと思います。ぜひドラセナジェレを育ててみてはいかがでしょうか。