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光沢感のあるヤシ科
今回は光沢のあるヤシ科ということで、コウセイチャメというインテリアグリーンをご紹介させていただきます。
コウセイチャメは何といっても葉っぱの一枚一枚が太く高級感のある艶やかな葉が特徴的です。
そして広がりのある大きな樹形はホールのような環境においてあげると、とても格好よく映ります。
そんなゴージャスなコウセイチャメですが、水の量や置き場所によって状態が左右してしまいます。
やっぱり育てるならずっと格好いい状態を保っていたいですよね。
今回はコウセイチャメの上手な育て方を『環境編』と『お手入れ編』に分けてご紹介させていただきます。
わかりやすくご紹介させていただきますのでぜひご覧ください。
まずはコウセイチャメについて語ろう
コウセイチャメのプロフィール
コウセイチャメの原産地はメキシコ東部・中央アメリカとなります。
そしてヤシ科チャマエドレア属の観葉植物となります。
小型の植物で高さが3mほどにまでなる単幹のヤシです。
コウセイチャメのお花
4月から5月頃にサンゴのような黄色のお花咲かせます。
このお花は鑑賞用に取っておいてもいいですが、観葉植物自体を長持ちさせたいのであれば、
可哀そうですが切り落としてしまうことをおすすめしています。
お花を咲かせることは、植物にとってかなり大きなエネルギーを使う作業なので咲き終わった後
植物の状態が一時的に不安定になってしまうことが多いです。
元気に育てるコツ(環境編)
室内で育てるコツ
コウセイチャメは直射日光の当たらないレースカーテン越しや明るい室内で育ててあげるのがおすすめです。
また、耐陰性があるので若干暗い環境置いてあげても育てることができますが、
徐々に濃い緑から薄い黄緑に変色してしまうため、
できる限り明るい室内で育ててあげるとよいでしょう。
屋外で育てるコツ
外で育る場合は10℃以上の日に出してあげましょう。
耐寒性はありますが、急な温度の変化に弱く、寒い環境にさらされると凍傷し枯れてしまう恐れがありますので、
外で育てたい場合は、気温が暖かい日に出してあげ徐々に寒さに慣れさせてあげる必要があります。
氷点下の場合
0℃を下回る気温の日はビニールをかけ、室内に避難させるなど対処してあげましょう。
その他の注意する点
エアコンなどの空調の下で育てる事は観葉植物の状態悪化につながります。
葉落ちが多い、茶色い葉っぱが増えたなどの症状があったら場所と水やりを一度確認してみましょう。
コウセイチャメを育てるコツ(お手入れ編)
水やりのコツ
コウセイチャメは水をよく好む観葉植物です。
日当たりの良い環境に置いている場合
乾いた土に水をたっぷりあげましょう。
乾いた状態が何日も続くと水枯れを起こし、見るからに元気がない状態になり最悪枯れてしまいます。
土の状況を見てあげる頻度を変えていきましょう。
日当たりの悪い環境・暗所で育てている場合
こちらも基本的には乾いたら水やりをしましょう。
乾いてない状態で水やりしてしまうと、根腐れやカビの原因になります。
土が湿っている状態で元気がなくなっているなと思ったら一番最初に根腐れを疑います。
根腐れの症状としては、葉っぱが黄色くなります。土を乾くまで水をあげず乾いたら少量だけ水やりをし様子を見てみましょう。
肥料
生長期の4月~6月ごろを中心に少しずつ栄養が溶けだす緩効性肥料を3か月に一回くらいのペースで撒いてあげましょう。
液体肥料を使う際は規定量を守り使用します。肥料をたくさんあげ過ぎると『肥料やけ』を起こし、
植物自身の生命力が弱まり、肥料に頼りっきりの貧弱植物になってしまいます。使い過ぎには注意が必要です。
よくあるトラブル
ワタムシ
ワタムシは白く埃のように葉についていますが、繁殖力が強く排泄物を出し葉っぱや床をベタベタにする厄介な害虫です。
見つけた際は早急に駆除しましょう。
➀外に出してシャワーでワタムシを落とす。
②タオルで水をふき取り、ホームセンターで売られている薬剤『オルチオン』や『マシンオイル』を使い全体的に吹きかける。
定期的にかけることで防虫にもなるので定期的にやりましょう。ただの水を吹きかけても防虫の対策になります。
ほかの虫が発生した場合はこちらをご覧ください。
土にカビが生えた場合
カビ自体は植物にあまり害はありませんがやはり気持ち悪いですよね。
カビが発生した場合は、まず置いてある環境を見直しましょう。
対策
➀湿っている環境にカビが発生しやすいので、空気の流れや場所を移動してみる。
②カビの生えた土は2~3cmほど削り取り、赤玉土や化粧石、ウッドチップなど通気性の良いものに変えてみる。
③カビにアルコールを少量吹きかける。(これは土の中にいる微生物も殺してしまうのでおすすめはしません。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
光沢のきれいな観葉植物『コウセイチャメ』について書かせていただきました。
環境と水やりの量さえ把握できれば育てる事は難しい植物ではありませんよね。
ぜひ皆様のグリーンライフのサポートになればと思います。
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