
強くて育てやすい!アオオカメズタ
イングリッシュアイビー(セイヨウキヅタ)と同じ仲間ですが、やや大型です。性質は強健で、庭園のグランドカバーにも使います。ガーデニングの素材やいろいろな仕立てに使える用途の広い植物です。
原種は緑色葉で、アオオカメの愛称で呼んでおり、白の覆輪が入る園芸種はシロオカメ(またはシロオカメヅタ)と呼んでいます。
育て方のポイント
本来は強光を好みますが、耐陰性も強く、室内で長く楽しめます。しかし、光線が不足し過ぎると葉色の鮮明さがなくなります。関東以西では戸外でもかまいません。
生育適温は15~20℃程度です。耐寒性は強く0℃以下にも耐えるので、越冬に関してはほとんど問題はありません。ただし、温度が低くなると、白い斑の部分は赤みが出てきます。
生育期には用土が乾いたらたっぷりと与えますが、乾燥には強く、鉢土の過湿を嫌いますから、回数は少なめにします。ただし、高温時に乾燥するとハダニが発生しやすく、葉の色つやがなくなります。これを防ぐためにも葉水は必要です。
夏の生育中のみ緩効性肥料の置き肥か、液肥をときどき与えます。
豆知識
甲子園に絡んでいる葉です。アオオカメズタの斑入りタイプ(シロオカメヅタ)が甲子園で絡んでいるものです。つまり大阪でも常緑で越冬、毎年繁茂します。育てやすく、少々の日陰(半日陰程度)にも強く、また強光にも強いです。
- 品名
- アオオカメズタ
- 別名
- カナリーキヅタ
- 分類
- ウコギ科ヘデラ属