ちょっと前まではマニアの間だけで人気があったコケ。
最近では、オシャレな装飾アイテムとして一般的にも人気がでてきてますよね。
その中でも観葉植物とミックスして丸く仕立ててつくるコケ玉。
器や鉢はつかわないのでお皿の上にのせて玄関や和室に置くだけですごく趣がでるアイテムですし、
吊るして飾ったりもできるのも人気がでてきている要因の一つでしょう。
出来上がっているコケ玉をみると仕立てるのが難しそうに見えるんですけど、手順通りやればすごく簡単に誰でも
作れるんです。
お店で売っているものはけっこうお値段はするんですけど、自分で作ると売値の半額!いやもっと値段を抑えて
作れるんです!!
しかも楽しみながらの特典付きです!
自分で作ったものを部屋に飾れるなんて植物好きな人からすれば、すごくいいですよね。
お手入れも簡単なので園芸初心者の方にはかなりお勧めできます。
今回は手順に基づいて作り方をお教えいたします。
このページの内容
材料を用意する
植物・ハイゴケ・用土・糸(釣り糸)・ピンセット
ハイゴケは霧吹き等で湿らせておきましょう。
後で包みやすくするためにハイゴケの中心に切れ込みをいれておく。
作業手順①
まずは、ミズゴケ・富士砂・ケト土・赤玉土を混ぜます。
この時、水を少しずつ掛けながら粘り気がでるまで混ぜ混ぜします。
いきなり水をドバっと掛けすぎてしまうとドロドロになってしまいますので、ちょっとずつ掛けましょう。
すべての材料が見えなくなるまでしっかりこねてください。
作業手順➁
ドロ団子をつくるように丸くしていきます。
子どもの頃は誰しも経験してますよね。
ある程度水分が含まれていないとこのあとの作業に支障があるので注意しましょう。
耳たぶぐらいの柔らかさが目安です。
作業手順③
黒ポットの底をつまむようにして植物をポットから抜き取ります。
今回、使うのは3号サイズのプテリスというシダ系の植物です。
作業手順④
根底の土を下から丁寧にほぐします。
約3センチぐらいを目安に土を落としてください。
植物の根がはっている場合は切り落としてしまいましょう。
根を切るのは抵抗ある人もいると思いますが、大丈夫ですのでバッサリいっちゃってください。
作業手順⑤
全部の土は落とさず、少し根についている状態にします。
土の部分を台形の形に近づけていきましょう。
こうすることで、次の作業がやりやすくなります。
作業手順⑥
先ほど作ったドロ団子を二つに分けてプテリスに張り付けていきます。
なるべく均等に張り付けていきましょう。
作業手順⑦
すべての根を覆うように丸く仕立てていきます。
ときどき両手でギュッと固めるようにしてください。
完全に丸くすると出来上がりに安定しないので、玉の底は少し平らにしておきましょう。
ここまできたらもうすぐです!
作業手順⑧
切り込みをいれてあったコケを半分にわけて、包み込むようにつけていきます。
コケの裏地は土なのでコケの部分が表面に着くように慎重に包み込みます。
できるだけコケが重ならないように調整しながら包み込むと見た目が綺麗になりますんで
ここは丁寧にしていきましょう。
作業手順⑨
両手で形を整えるように、用土のすべてを包みます。
あまり力を入れすぎないように優しく包み込んであげましょう。
作業手順⑩
丸くを意識しながら…
玉の底は平らになっているかを再度確認しましょう。
ここまできたらほんとにあとちょっとです!
作業手順⑪
張り付けたコケが剥がれないようにするために糸を巻いていきます。
糸を片方の指でおさえて10回ぐらいグルグル巻きつけてください。
糸はなるべく張りながら巻き付けてください。
糸は釣り糸だと仕上がりが目立たないのでお勧めします。
作業手順⑫
グルグルと10回程度巻き付けたら、10センチぐらいを残して糸を切ります。
玉の底で交差している糸に巻き付けてしっかりと結び、残った糸も切ります。
結び目はピンセットを使い、コケの中に押し込むように差し込んでください。
けっこうグッと押し込んでも大丈夫なので躊躇なくいきましょう。
完成!お疲れ様でした。
最後はバケツに水を貯めた状態でコケ玉をズボッと全部いれて十分に吸水させましょう。
少し水をきってしばらくしてからお皿や容器の上に置きましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この作業工程だとおおよそ20分程度で作れます。
子どもと一緒に作ってみても楽しいのではないでしょうか。
スキンシップもとれますし。
(うちの小2の息子でも簡単につくれました)
自分の作った植物を飾る。
植物好きの方ならたまらないですよね。
是非、一度体験してみてはいかがでしょうか。