『観葉植物が好きだけど、こまめな水やりとかが大変そう』
あなたは今、そうお考えではありませんか?植物好きな方ならオシャレにアレンジして癒しの空間を手に入れたいと思いますよね。
そんなあなたに朗報があります!
水やり等の管理の手間が最小限で育つ植物があるんです。
たしかに植物って種類もたくさんありますし、その植物の特性にあった管理をしてあげないとすぐに枯れてしまうものも存在します。ただ、そんなに手間をかけなくても長期間生育するものもあるんです。
しかも水やりも月2回程度で大丈夫ですし、挿し木等の繁殖方法でどんどん増やすことも可能です。
今回はその植物のご紹介とともに、簡単なお手入れ方法についてもご説明いたします。
最小限の手間で最大の癒しを得るためにこの記事がお役にたてば幸いです。
このページの内容
ぺペロミア
サダソウ属 コショウ科
ぺペロミアは葉が分厚いのが特徴の一つです。
葉の中にたっぷりと水分を含んでいるので多少水やりを忘れたぐらいで、すぐに枯れたりしませんが水やりしたときは鉢底に水を貯めないようにしてください。貯まっていると根腐れの原因となりえますので気を付けてください。
設置場所は室内であれば基本的にはどこでも大丈夫です。ただ、夏場の直射日光があたる場所、室内でも冬場10℃を常に下回るところは控えましょう。
※植物全般にいえますが室内でも夏場の直射日光下や冬場10℃を常に下回る場所は葉焼けや凍傷になりやすいので注意しましょう。
パキラ
パキラ属 パンヤ科
パキラは一本の幹の上に掌状の葉がいくつもつく樹形が特徴の植物です。
生育も早く害虫も付きづらく丈夫で育てやすく乾燥にもとても強く、月2回程度の水やりで十分足ります。ただ、根底に水を貯めるのは根腐れの原因となりかねませんので、水やり後はしっかりと水をきることを忘れずに行いましょう。設置場所はリビング等の使用頻度が高いスペースであれば基本的にはどこでも問題なく設置できます。
長く育てていくと葉が天井につくぐらい間延びしてしまうことがありますが、そんなときは切り戻しをしてあげましょう。方法として幹だけを残して葉を全部剪定します。剪定したあとは幹だけになってしまいますが約一か月程で新芽がでてまたグングンと成長していきます。もし切り戻しを考えているようでしたら春先に行うのが最適ですよ。
マッサンゲアナ
ドラセナ属 リュウゼツラン科
ご存じ『幸福の木』の別名でも有名なマッサンゲアナ。その縁起の良い呼び名からお祝いなどでもよく贈られている植物です。
スタイリッシュな樹形が特徴的で狭い空間のも置けますし葉の色が明るいので、置くだけで空間が明るくなるとこ間違いなしでしょう。乾燥にも強く水やりも月2回程度で十分育ちます。ただ、春先から秋にかけてはハダニという病害虫が発生しやすい時期となりますので葉に霧吹きを定期的に与えてください。(週一回程度)寒い環境にはあまり強くないので冬場の設置場所には注意してください。
サンスベリア
チトセラン属 リュウゼツラン科
虎のシッポに似ていることからトラの尾とも呼ばれている植物です。一文字違いでサンセベリアとも呼ばれたりしますがどちらも間違ってはいないのでどちらで覚えていても大丈夫です。
とても品種が多くシャープな葉が上に伸びている樹形で葉が厚く多肉植物の仲間だともいわれています。そのため葉に水分を多く含んでいますので水やりは月1回程度で大丈夫です。マイナスイオンを多く出すことでも有名な植物ですし育てやすいものあいまってとても人気のある植物のひとつです。
ユッカ
イトラン属 キジカクシ科
約47種ぐらいの品種があり、日本では別名『青年の木』とも呼ばれています。
ユッカは葉の先端に鋭いトゲがあります。マッサンゲアナに樹形がとてもよく似ていますが、マッサンゲアナは葉がお辞儀している葉状で柔らかいのが特徴ですが反対にユッカは葉が固くらせん状に伸びています。先端に触れるととても痛いので人が通る導線上の設置は控えたほうが良いでしょう。ただ寒さにも強く丈夫な植物ですし水もあまり吸わないので管理はしやすい植物です。水やりは月2回程度で済みますが、春から秋にかけては病害虫予防で葉に霧吹きで葉水をかけてあげるようにしましょう。
ポトス
ハブカズラ属 サトイモ科
初心者でも育てやすく、おそらく一番ポピュラーな植物で知られているポトス。
みずみずしい緑が主体で負が斑がはいっているのが特徴で種類によってはライム色等の明るめの葉のものが多いですよね。挿し木で増やすことも可能で、簡単に説明にしますと新芽部分を切って水の張ったコップにつけておく。約一か月程度で根がでてきますので根がでたら新しい鉢に植え替えてあげましょう。時期的には春から夏にかけてが最適なので機会がありましたら是非試してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事をとおして、仕事や家事、育児などでお忙しいときこそ、『なんとなく癒されている』そんな感覚を得られる助力になれたら幸いです。