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観葉植物を病気からまもるための3つの知識
最近では、色々な場所においてある観葉植物。
オフィス内やショッピングモール、飲食店やホテルなど様々な場所で目にする機会がありますよね。
植物が好きな人は愛犬のように自宅で育てていたりもします。
ただ、ふと目についた観葉植物がなんとなく元気がなくみえたりする時ってあります。
大切に育てていた観葉植物が元気なくなっていたら悲しくなりますよね…
枯れる原因はいくつかありますが、
例えば、水が足らない状態（水枯れ）や逆に水が多すぎて根腐れしていたりとか、
葉が変色してたりとか、そもそも自分自身が疲れすぎていてそんな風にみえちゃう…とか。
ただ、元気なく見える原因は病気の可能性もあるんです。
植物も人間と一緒で病気にかかる時があるのです。
そのままにしておくと、やがて重病となりかなりの確率で枯れてしまいます。
が、病気を早くに気づくことができればもちろん治すことができるんです！
今回はその病気（害虫）の対策と対処方法ついてご紹介していきます。
乾燥のしすぎ
植物は土に水をあげて育てる。
これは誰でも知っていることだと思います。
水＝食事
人間にとってはご飯を食べているのと一緒の感覚です。
ただ、適度に水をあげているだけの管理方法だと病気にかかってしまうことがあります。
害虫は乾燥が大好きです。
土のみの水だけだと『葉の乾燥』がおきてしまい、害虫の好きな環境をつくってしまうからです。
これを防ぐための簡単な対処方法は、土に水をあげるときに葉に霧吹きをしてあげること。
人間でゆうところのシャワーを浴びる。
清潔にしてあげることも大事なんです。
水気を保つことで、あらかたの害虫は予防できますし。
直射日光の浴びすぎ
カーテンなどがない窓際においてある植物を好んで増殖する害虫もいます。
直射日光を長時間浴びていると、霧吹きなどで葉を湿らせても追いつかず、
害虫の好きな環境をつくってしますので、設置場所はなるべく直射日光のあたらない場所にしましょう。
あまり浴びていると葉が焼けてしまったりもします。
人間でゆうところの日焼けですね。
日焼けした後って妙にだるかったりするじゃないですか。
そういった弱った状態のときに害虫は発生したりします。
主な害虫
一般的によく発生する害虫と対処方法をを紹介します。
カイガラワタムシ
植物の新芽部分に発生する白いワタのような感じの害虫です。
この害虫のやっかいなところは、短期間で増殖し近くにある植物にも飛んで移しまくって
しまうところと粘液状のものが床に落ちベタベタさせてしまうところです。
この害虫を発見したら速やかに全体を水で洗い流し、しばらくは他の植物とは隔離しておくことを
お勧めします。
土や鉢下付近にも付着していることがあるので、『これでもかっ！』というぐらい全体を洗い流してください。
特に気を付けたい植物
ポトス アレカヤシ 青ドラセナ
ハダニ
葉の裏側に黄色っぽい斑点のような感じで付着し、気付かずに放置していると葉の表面にも
浸食し、蜘蛛の巣が張ったような状態になり葉を変色させて枯らしてしまう害虫です。
葉を触ってみるとザラザラしていて触れた部分が黄色くなります。
蜘蛛の巣状態になってしまった植物の復活は正直難しいので、その前の発見が大事です。
乾燥時に起きやすいのでこまめの霧吹きをし予防しましょう。
特に気を付けたい植物
マッサンゲアナ グローカル ヘデラ
コバエ
暖かくなってくるとコバエが発生することがあります。いわゆる小さいハエです。
この原因は肥料として土にいれている油粕（アブラカス）が原因で発生します。
生産する段階で植物を育てるときによく使用されている肥料です。
土が湿っている時はさして問題はないのですが、暖かくなり乾燥状態が長く続くと
この肥料のなかに入っている卵が孵化（ふか）し、コバエとなって飛び立っていきます。
ただ、この肥料はかたまりで土の表面においてあるので、すぐ見分けがつきます。
給水時に気が付いたらすぐに取り除いておきましょう。
もし、コバエが発生した場合は市販のスプレー式の殺虫剤も有効ですが、
土の表面2センチぐらいを削り取り、新しく土を施肥をすれば問題ないでしょう。
特に気を付けたい植物
パキラ アレカヤシ グローカル
まとめ
いかがでしたでしょうか。
なんでもそうですが、疲れてみえるものより元気なものを見るほうが気分いいですよね。
自宅においてあるならなおさらです。
植物の緑には癒しの効果があります。
植物はちゃんと手をかければ成長というかたちで答えてくれますんで、こまめに手入れをしてあげたくさん癒されましょう。