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いつまでもシャキッと!!ユッカを元気に育てるための6つのコツ

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いつまでもシャキッと!!ユッカを元気に育てるための6つのコツ

「青年の木」そんな呼び方をされる観葉植物があることをご存知でしょうか?

ユッカはまっすぐ空に向かって伸びる鋭く尖った形状の葉がとても印象的な観葉植物です。

お祝いで贈られることが多いので、目にする機会は少なくないですよね。

独特で個性的な形状から、サボテンや多肉植物のようにインテリアのアクセントとしても非常に人気がありますね。

柔らかいイメージや可愛いイメージの観葉植物が多い中で、迷わずカッコイイ路線を突き進むユッカ。

ですが、お手入れの方法を間違えるとたちまち傷んでしまう、そんなデリケートな面もあるんです。

カッコイイ植物ですから、いつまでもシャキッとカッコイイよく育てて楽しみたいですよね?

この記事では、観葉植物お手入れのプロとしてユッカを育てるためのコツを『環境編』と『お手入れ編』に分けて紹介していきます。

まずはユッカについて語ろう

ユッカのプロフィール

ユッカとはリュウゼツラン科イトラン属(ユッカ属)の植物の総称です。

観葉植物として一般的なユッカ・エレファンティペスはメキシコ中部~中央アメリカあたりの気温が高く乾燥した地域に自生しているんです。

そのため乾燥にとても強く、暑さはもちろん、多少の寒さにも耐性があります。

乾燥に強くて葉がチクチクしているなんて、まるでサボテンみたいですね。

なぜ青年の木なの?

葉がまっすぐ伸びたり、新芽が次々に出てきたり、そんな特徴が成長豊かな青年を思わせることから「青年の木」と呼ばれるようになりました。

また、学名のエレファンティペスとは「象の足のような」という意味だそうで、自生している現地では5~10メートルと、象の足よりもはるかに大きい大木になります。

ちなみに、日本でも地植えして環境が合えばどんどん大きくなります。

 

「青年の木」という別名には「ユッカのように大きく元気に育ってほしい」という願いが込められているんですね。

新しくお店を始める方やオフィスを開く方には最適な贈り物としてオススメします。

ユッカを元気に育てるためのコツ 環境編

明るいところが好きなんです

ユッカが元気に育つ明るさは「明るい室内」や「直射日光の当たらない明るい屋外」です。

暗い所でも頑張ることがありますが、元気に育てるためにはやはり明るい所が一番ですね。

多くの観葉植物は直射日光が当たると「葉焼け」を起こしてしまいますが、ユッカの葉は多少の直射日光では傷みません。

とはいえ、直射日光に長時間当たったり、真夏のように気温に高い状況で直射日光に当たると「葉焼け」を起こして葉が変色してしまうことがありますので、直射日光の当てすぎには注意が必要です。

普段は屋外で管理していても、真夏は適度に遮光した室内に移動することで葉の傷みを軽減できるでしょう。

暑くても寒くてもがんばります

ユッカは15℃以上の環境で元気に成長します。

もともと北アメリカの温帯出身なので暑さは得意なんですね。

寒さにも耐性はありますが、やはり5℃以下の環境では活動しにくくなり、少しづつ傷んでしまいます。

屋外で管理している場合には霜によって枯れてしまうこともありますので、冬場は暖かい場所へ移動してあげましょう。

換気は大切です

ユッカは風通しの良い場所で元気に育ちます。

これは観葉植物全般にあてはまることですね。

空気の動きが少ないと菌や病害虫が繁殖しやすい環境になり、衛生面でも決して良いとは言えません。

お部屋をこまめに換気して気分もユッカもリフレッシュしましょう。

ユッカを元気に育てるためのコツ お手入れ編

【重要】水のやりすぎダメ、ゼッタイ!!

ユッカを元気に育てる水やりの方法は2ステップです。

「土が乾いている時に」やること、そして「絶対に受け皿に水を溜めておかない」こと、これだけなんです。

ユッカは乾燥地帯に自生する植物なので、少ない量の水やりでとっても長持ちします。

逆に、水やりの頻度が高かったり受け皿に水が溜まっていたりすると、根が傷みやすくなってしまいます。

水をやる時は、まず土の表面に触れてサラサラと乾いていることを確認してください。

見るからに濡れていたり触ってしっとりしている場合は、まだ水やりのタイミングではありません。

乾いている場合は、土の上から受け皿にしみ出るまで水を与えていきます。

 

まずはしみ出すまでたっぷりと・・
受け皿に少しずつしみ出てきます
十分にしみ出すまで待ちましょう

こうすることで水と一緒に新鮮な空気が土の中に運ばれて、やがて根から吸収されていきます。

水と一緒に空気を循環させることで丈夫な根が育つんですね。

そして、受け皿にしみ出た水は溜めたままにせず、必ず捨ててください。

受け皿に水を溜めておくのはNGです

これで3日〜1週間程度(環境や気温によります)の水やりが完了しました。

1日1回、土が湿っているか乾いているかを確認してみて、乾いていた場合のみ水やりをするというサイクルが理想的ですね。

土が湿った状態のまま水やりを続けると、空気の循環がうまくいかずに根が傷む「根腐れ」を起こす恐れがあります。

そのまま水やりを続けていくとさらに根が傷んで、いずれは枯れてしまうというわけです。

肥料について

ユッカは基本的に肥料が無くてもグングン育ちますが、年月が経過して成長が鈍くなってきた場合には肥料を与えてみましょう。

生育期である5月~10月ごろのタイミングで緩効性の固形肥料を与えます。

固形肥料は水やりの度にすこしづつ栄養分が溶け出していきますので、肥料のやりすぎによって根が傷む「肥料焼け」を起こしにくいのでとってもオススメです。

とはいえ、ユッカの活動が緩やかな寒い時期に与えたり、多く与えすぎると逆に根を痛めてしまいますので気を付けたいですね。

よくあるトラブル

ユッカを育てているとほぼ必ずかかる病気があります。

葉の表面に白い粉がかかったような状態になる「うどん粉病」です。

白い粉っぽいものがついています

これは土や空気中の糸状菌がユッカに付着して繁殖したもの、つまりカビの一種なんです。

換気をこまめにするのも、この「うどん粉病」を予防したいからなのです。

カビが生えていては成長の妨げになりますし、何より見た目が良くないですから、発見したらすぐに対策をしましょう。

対策としては、木酢液(無ければ食用の酢でも良いです)を1000倍程度(食用の酢の場合は50倍程度)にうすめて、霧吹き等で葉の表裏に直接スプレーします。

これでバッチリ!菌なので対策方法も除菌が一番効果的なんですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

シャープで個性的なユッカを元気に育てるポイントは水やりと風通しにありましたね。

インテリアのアクセントに、贈り物にと大人気のユッカ。

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